レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/04/10
- 登録日時
- 2013/03/22 00:30
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M10041015255811
- 質問
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江戸時代のくらしについて小学生向けに紹介した資料があるか
- 回答
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①『江戸の一日 朝日こども百科』は、18世紀末の江戸の子どもの一日について、食事、おやつ、遊び、寺子屋での手習い、風呂などをイラストで紹介した資料である。
②『江戸のくらしがわかる絵事典 衣食住から行事まで』は、江戸の人々の日々のくらし、文化、身分制度、生活用具などを、イラストで紹介した資料である。
③~⑦『落語でわかる江戸のくらし』は、落語を題材に、それぞれに4つの演目を取り上げ、江戸の町人のくらしを紹介したシリーズである。③『江戸の町人のくらし』では、「そこつの釘」で江戸の町と町人の生活を、「水屋の富」で江戸の水道と水を売る水屋を、「うなぎ屋」で米が中心の質素な食事を、「寿限無」でよく学びよく遊んだ子どもたちを紹介している。④『江戸の社会のしくみ』では、「そこつの使者」で政治を動かしていた武士を、「三方一両損」で警察や裁判を担った町奉行所を、「火事息子」で火災に立ち向かった火消を、「芝浜」で通貨制度をそれぞれ紹介している。⑤『江戸のリサイクルと科学技術』では「紙くず屋」で、再生紙とリサイクルを、「時そば」で、時刻のしくみと和時計を、「代脈」で医者と薬を、「試し酒」でバイオテクノロジーとしての酒つくりを紹介している。⑥『江戸の職業』では「みそ蔵」で商店とそこで働く人々を、「かぼちゃ屋」であらゆるものを売る行商人を、「三井の大黒」で職人の町・江戸を、「堀の内」で社交場だった湯屋を紹介している。⑦『江戸の人々の楽しみ』は、かわず茶番」で芝居の活況を、「長屋の花見」で一年間のたくさんの楽しみを、「花いかだ」で心躍るイベントを、「大山」まいりで庶民旅行を紹介している。
⑧~⑩『江戸のくらしから学ぶもったいない』は、全3巻のシリーズで、「消費」の観点から、江戸時代の生活や社会の仕組みをまんが風のコマ割りと文章で紹介している。また、文中では現代社会との対比もなされている。
⑪『タイムスリップ!江戸の町で大冒険』は、タイムスリップした小学六年生を主人公にした物語風になっており、江戸時代の文化や暮らしに使われた家や道具を写真や絵を用いて解説している。
⑫『衣食住にみる日本人の歴史 4 江戸市民の暮らしと文明開化』は衣食住に関して日本人の歴史をたどっていくシリーズの一冊で、たくさんのイラストと写真で、江戸時代の暮らしを紹介している。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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①沢田真理『江戸の一日 朝日こども百科』朝日新聞社,1995,40p. 宮本袈裟雄監修
②『江戸のくらしがわかる絵事典 衣食住から行事まで』PHP研究所,2003,95p.
③竹内誠,市川寛明監修『落語でわかる江戸のくらし 1 江戸の町人のくらし』学研教育出版,2010,43p.
④竹内誠,市川寛明監修『落語でわかる江戸のくらし 2 江戸の社会のしくみ』学研教育出版,2010,43p.
⑤竹内誠,市川寛明監修『落語でわかる江戸のくらし 3 江戸のリサイクルと科学技術』学研教育出版,2010,43p.
⑥竹内誠,市川寛明監修『落語でわかる江戸のくらし 4 江戸の職業』学研教育出版,2010,43p.
⑦竹内誠,市川寛明監修『落語でわかる江戸のくらし 5 江戸の人々の楽しみ』学研教育出版,2010,43p.
⑧秋山浩子文 伊藤まさあき絵『江戸のくらしから学ぶもったいない 第1巻 ゴミをへらす知恵』 汐文社,2008,35p.
⑨秋山浩子文 伊藤まさあき絵『江戸のくらしから学ぶもったいない 第二巻 快適に過ごす工夫』 汐文社,2009,35p.
⑩秋山浩子文 伊藤まさあき絵『江戸のくらしから学ぶもったいない 第三巻 ムダを出さない社会』 汐文社,2009,35p.
⑪小沢詠美子『タイムスリップ!江戸の町で大冒険』 少年写真新聞社,2011,71p.
⑫西ヶ谷恭弘/監修『衣食住にみる日本人の歴史 4 江戸市民の暮らしと文明開化』 あすなろ書房,2002,48p. 参照はp.4-39.
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①沢田真理『江戸の一日 朝日こども百科』朝日新聞社,1995,40p. 宮本袈裟雄監修
- キーワード
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- 江戸時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2010041015255555811
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 小学生(高学年)
- 登録番号
- 1000129270