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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
近畿大学中央図書館 (3310037)管理番号
(Control number)
20121212-1
事例作成日
(Creation date)
2012年12月12日登録日時
(Registration date)
2012年12月12日 11時05分更新日時
(Last update)
2012年12月12日 22時54分
質問
(Question)
アファーマティブ・アクション(AA)に関連する、次の3つの事件の米国最高裁判所の判決内容を知りたい。 1.バッケ判決、2.ウィーバー判決、3.パラダイス判決。
回答
(Answer)
筒井清子,桜林誠著.<研究ノート>アファーマティブ・アクション(AA)に対するアメリカ合衆国最高裁判所の判決.京都マネジメント・レビュー.(3),p.119-128, 2003. に該当する3事件の概略の記述がみつけられる。

1.
UNIVERSITY OF CALIFORNIA REGENTS v. BAKKE, 438 U.S. 265 (1978)
438 U.S. 265
REGENTS OF THE UNIVERSITY OF CALIFORNIA v. BAKKE
CERTIORARI TO THE SUPREME COURT OF CALIFORNIA
No. 76-811.
Argued October 12, 1977
Decided June 28, 1978
http://supreme.justia.com/cases/federal/us/438/265/case.html  (2012/12/12確認)
http://caselaw.lp.findlaw.com/scripts/getcase.pl?navby=case&court=us&vol=438&page=265  (2012/12/12確認)

2.
STEELWORKERS v. WEBER, 443 U.S. 193 (1979)
443 U.S. 193
UNITED STEELWORKERS OF AMERICA, AFL-CIO-CLC v. WEBER ET AL.
CERTIORARI TO THE UNITED STATES COURT OF APPEALS FOR THE FIFTH CIRCUIT.
No. 78-432.
Argued March 28, 1979.
Decided June 27, 1979. *
http://supreme.justia.com/cases/federal/us/443/193/case.html  (2012/12/12確認)
http://caselaw.lp.findlaw.com/scripts/getcase.pl?navby=case&court=us&vol=443&page=193  (2012/12/12確認)

3.
UNITED STATES v. PARADISE, 480 U.S. 149 (1987)
480 U.S. 149
UNITED STATES v. PARADISE ET AL.
CERTIORARI TO THE UNITED STATES COURT OF APPEALS FOR THE ELEVENTH CIRCUIT
No. 85-999.
Argued November 12, 1986
Decided February 25, 1987
http://supreme.justia.com/cases/federal/us/480/149/  (2012/12/12確認)
http://caselaw.lp.findlaw.com/scripts/getcase.pl?navby=case&court=us&vol=480&page=149  (2012/12/12確認)
回答プロセス
(Answering process)
◆ 資料1の事典のp.15-16.の記述:アファーマティブ・アクション[英] Affirmative Action
 「アメリカ合衆国で,企業・団体・学校が,人種・出身国・性別等を理由とする雇用・教育上の差別を行わないだけでなく,差別を受けてきた黒人(アフリカ系アメリカ人)等の少数民族や女性の社会的地位の向上のために雇用・教育に関わる積極的な優遇措置をとること,または連邦政府の施策や法廷の命令により,企業等に対してそのような措置を義務づけることを指す。1964年の公民権法成立を受けた大統領行政命令と行政上の措置により,政府との事業契約を結ぶ企業等は,雇用に関してこのような措置をとることを義務づけられた。大学の入学に関しては,原則として法的義務づけはないが,多くの大学で,少数民族の志願者の優遇措置がとられている。
 連邦政府が求める優遇措置は,一定割合の少数民族・女性を必ず採用する「割当て(クォータ)」制ではないが,少数民族や女性を採用・昇進等において優遇することは「逆差別」だという批判も根強く,訴訟が起こされることも多い。優遇措置の対象となる少数民族の範囲(通常は,黒人,ヒスパニック,先住民,アジア系)についても議論が多い。こうした措置が,平等化に及ぼした効果の程度についてもさまざまな見方がある。なお,アファーマティブ・アクションと類似の施策は,インド,オーストラリア,カナダなどにもみられる。[平岡公一]」


◆ CiNii Aiticlesを使って、「アファーマティブ」と「判決」で検索し、以下のような文献が見つかる。

1.筒井清子,桜林誠著.<研究ノート>アファーマティブ・アクション(AA)に対するアメリカ合衆国最高裁判所の判決.京都マネジメント・レビュー.(3),p.119-128, 2003.
 この文献中では以下の13の判例について、合憲・違憲の判断、事実の概要と判旨を端的に解説している。

  I.オデガンディ事件  Defunis v.Odegundy 416 U.S. 312 (1974)
  Ⅱ.バッキ事件  University of California Regents v. Bakke, 438 U.S. 265 at 412, 418(1978)
  Ⅲ.ウェーバー事件  United Steelworkers of America v. Weber, Kaiser Alminium & Chemical Corp. v. Weber, United States v. Weber, 443, U.S. 193(1979)
  Ⅳ.フリラブ事件  Fullilove v. Klutznick, 448, at 473(1980)
  Ⅴ.ストッツ事件  Firefighters Local 1784 v. Stots, Memphis Fire Department v. Stotts, 767 U.S.561(1984)
  Ⅵ.ワイガント事件  Wygant v. Jackson Borad of Education, 476 U.S. 267(1986)
  Ⅶ.板金工事件  Local #28 of the Sheet Metal Workers International v. Equal Employment Opportunity Commission, 478 U.S. 421(1986)
  Ⅷ.クリーブランド事件  Local #93 International Association of Firefighters v. City of Cleveland and Cleveland Vanquards
  Ⅸ.パラダイス事件  United States v. Paradise, 480 U.S.149(1987)
  Ⅹ.ジョンソン事件  Johnson v. Transportation Agency of Santa Clara, Calif. 480 U.S. 616(1987)
  Ⅺ.クロソン事件  City of Richmond v. G.A. Croson Co., 488 U.S. 496(1989)
  Ⅻ.FCC事件  Metro Broadcasting Inc. v. Federal Communications Commission, Astoroline Communications Co. v. Shurberg Broadcasting of Hartford Inc., 497 U.S. 547(1991)
  Ⅰ.アダランド事件 Adarand Constructions Inc. v. Penna., 115 S. Ct. 2079(1995)

2.柏木宏著.米最高裁のアファーマティブ・アクション判決.部落解放.(523),p.82-89,2003.
 ( http://www.co-existing.com/essay/kh5.html  参照2012-12-08)
 この文献は2003年6月23日のミシガン大学の法科大学院と学部の入学試験におけるアファーマティブ・アクションに関する判決を取り上げているので直接関係はない。

◆ つぎに契約データベースのLexisNexisを使って、上記Ⅱ.とⅢ.とⅨ.の判決の事件名や事件番号を使って検索し、判決内容の詳細について手に入れることが出来る。


◆ 資料2の第5章〈アメリカにはなぜ多様なマイノリティが存在するのか〉のp.158には次のような記述がある。
「1970年代になってニューライトの台頭による保守化が進むなか、いわゆるカリフォルニア大学評議会対アラン・バッキ事件判決でアフリカ系アメリカ人の優遇入学制度は逆差別という判決が出る(1978年6月)など、「マイノリティ」に対する政策的支援の必要をめぐって激しい議論がおき、それは現在でも続いている。」

◆ また資料3の英語文献の巻末のSubject Indexの項目に、「Bakke v. University of California Regents」と「Weber v. Kaizer Aluminium」の項目があり、それぞれ18件と21件の、本文中の文献解題への案内が付されている。

◆ またCiNii Booksで調べる限りでは資料4などのAAをテーマとするレファレンス・ブックが見つかる。

Justia、FindLawで判決を検索した。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
司法.訴訟手続法  (327)
国家と個人.宗教.民族  (316)
労働経済.労働問題  (366)
参考資料
(Reference materials)
1.庄司洋子,木下康仁,武川正吾,藤村正之編.福祉社会事典.弘文堂,1999,1308p. (《本学所蔵 369.033-F84》)
2.岩間暁子, ユ・ヒョヂョン編著.マイノリティとは何か:概念と政策の比較社会学.ミネルヴァ書房,2007,p.451,(MINERVA 人文・社会科学叢書 124). (《本学所蔵 361.61-I94》)
3.Floyd D. Weatherspoon著.Equal Employment Opportunity and Affirmative Action: a sourcebook.Girland Publishing Inc,1985,437p. (《本学所蔵 366.1953-W51》)
4.Lynne Eisaguirre著.Affirmative action : a reference handbook.ABC-CLIO, c1999.
Justia
http://www.justia.com/  (2012/12/12確認)
http://supreme.justia.com/cases/federal/us  (2012/12/12確認)
US Supreme Court Opinions FindLaw
http://www.findlaw.com/casecode/supreme.html  (2012/12/12確認)
キーワード
(Keywords)
マイノリティ
Affirmative Action
公民権運動
クォータ制
差別
著名事件
アメリカ法
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
判決
質問者区分
(Category of questioner)
学生
登録番号
(Registration number)
1000115507解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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