レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年12月09日
- 登録日時
- 2012/05/06 10:01
- 更新日時
- 2014/09/03 09:56
- 管理番号
- 島根参2011-12-010
- 質問
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解決
金属加工(車関係)の分野で、同心円状に均等に穴を開けるとき、位置を決める方法のひとつとして「直径1に対する円周を分割する弦の長さ」という表を使い、弦の長さ(穴の間隔)を求めた後、円周上に印を付けるらしい。その詳しい方法が知りたい。この情報は、雑誌『オートメカニック』(2011-5:No.467)のp60~61にあった。
- 回答
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当館所蔵資料より、以下を紹介。
資料1:図1-6「円周を等分割する弦の長さ」(直径d=1)がある。
資料2:穴を加工する位置を決定する作業である「ケガキ作業」の工程があるが、この表を使った作業については書かれていない。
資料4:けがき作業の流れはあるが、この表は用いていない。
資料5:けがき作業とは、材料や部品の表面に加工のための線を引く作業とある。この表は使っていないが、詳しく流れがある。トースカン、Vブロック、ハイトゲージ、マスブロック、ポンチ、コンパス
- 回答プロセス
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(1) 雑誌『オートメカニック』(2011-5:No.467)の内容を確認。p55~61「ハリー山崎のEV・DIY本舗<第7回>モーターがついにとどいた!!アダプタープレートでMTと合体!」なかの手順にあり。
以下は調査済資料。
・『現場で役立つドリル加工の勘どころ』(日刊工業新聞社,2011.3)
・『機械設計法 機械系教科書シリーズ』(コロナ社,2000.4)
・『最新機械製図 基礎シリーズ』(実教出版,2003.4)
・『初心者のための機械製図 第3版』(森北出版,2010.11)
・『要説機械製図 第2版 機械工学入門シリーズ』(理工学社,2001.1)
- 事前調査事項
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質問を受けた図書館で、『図解雑学三角関数』(ナツメ社,2002 ※当館未所蔵)の「弦の長さ」について書かれたページや「三角比の表」を見るも、質問者が求める表かどうかわからない。
- NDC
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- 機械工作.工作機械 (532 8版)
- 参考資料
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- 【資料1】 『標準機械設計図表便覧 改新増補5版』 小栗 冨士雄/共著 小栗 達男/共著,共立出版,2005.4 ※貸出禁止資料 (図1-6「円周を等分割する弦の長さ」 ビジネスR531.9/ヒ05/)
- 【資料2】 『絵とき「穴あけ加工」基礎のきそ』 海野 邦昭/著,日刊工業新聞社,2009.6 (p22~23「ケガキ作業」 532.2/ウ09/)
- 【資料3】 『けがき・穴あけ・タップ作業を極める 写真でわかる現場の技能カン・コツシリーズ』 尾形 博照/著,JIPMソリューション,2011.3 (532.7/オ11/)
- 【資料4】 『図解もの創りのためのやさしい機械工学 改訂版』 門田 和雄/著,技術評論社,2010.3 (p327~328「けがき」 530/カ10/)
- 【資料5】 『目で見てわかる手仕上げ作業』 平田 宏一/著,日刊工業新聞社,2008.1 (p27~37「けがき作業」 532.7/ヒ08/)
- キーワード
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- 穴あけ
- 弦の長さ
- 金属加工
- ケガキ(けがき)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000105583