レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年01月11日
- 登録日時
- 2012/01/11 11:59
- 更新日時
- 2012/08/30 13:54
- 管理番号
- 97-D-26
- 質問
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解決
八幡浜のみかんはいつ頃からどこで作られるようになったか。
- 回答
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【資料1】の「第四編産業経済 第一章 第一次産業 第一節農林畜産業 (二)明治時代 主な作物」(p580~585)によると、本格的な栽培は、真穴村では明治33年(1900年)ころ、真網代の阿部大三郎が、立間村(現吉田町)の加賀山金吾から、温州みかん苗300本を購入し、栽植したのが始まりで、明治40年ころから、真網代で盛んに栽培されるようになったとある。
矢野崎村(現向灘)では明治28年(1895年)ころ、同村の大家百次郎が、福岡県より夏かん・ネーブル・温州みかんの苗3000本くらいを取り寄せ、上田吉蔵の屋敷に借り植えし、明治30年になって上田吉蔵を始め5人が、それぞれ100本くらいを畑に定植したのが始まりとされている。
【資料2】によると、矢野崎村に関して本郡市の柑橘栽培(夏かんを除く)のもっとも古き地帯とされている。と書いている。
- 回答プロセス
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・【資料1】によると明治19年(1886年)ころ日土村で夏かん、明治24年(1891年)ころ真穴村で旭柑・夏かんが植え付けられたとあるが、みかん(蜜柑)ではないようである。
- 事前調査事項
- NDC
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- 果樹園芸 (625 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】 『八幡浜市誌』 八幡浜市誌編纂会/編纂 八幡浜市 1987年 <請求記号:K294.3 /3 /カイ>
- 【資料2】 『西宇和の果物』 和家學編 伊豫西宇和果物同業組合発行 1937年 (愛媛県立図書館所蔵なし)
- キーワード
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- みかん(八幡浜市) みかん(やわたはまし)
- 照会先
- 寄与者
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- 八幡浜市民図書館
- 備考
- 事例出典『郷土資料に関する調査・相談事例集』 愛媛県図書館協会・愛媛県立図書館/編集 愛媛県立図書館 1997年
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000099563