レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年1月11日
- 登録日時
- 2011/03/26 02:00
- 更新日時
- 2011/03/27 12:26
- 管理番号
- OSPR11010009
- 質問
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関西経済同友会が発行した大阪PR用冊子『大阪語ログ:一分間で語る“大阪お国自慢”』の巻頭に寄せられている河内厚郎氏のメッセ-ジの中に下記のような記述があるのですが、小泉八雲が、大阪を「古都」と記しているのは、どの作品の中でしょうか。
「19世紀末、日本文化を世界に紹介した小泉八雲(ラフカディオ・ハ-ン)は、掘割が縦横にめぐらされた大阪市中を見聞して、その古典的な都市美に感嘆し、「古都」とも記している。」
- 回答
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当館所蔵の『仏の畑の落穂』(小泉八雲/著 平井呈一/訳 恒文社)<請求記号934/11>のp.126-166に『大阪』という作品があります。
p.127に「大阪は二千五百有余年も立つ古い都である。日本の古都のうちでも、もっとも古い都の一つだ」と書かれており、またp.132-133に「大阪が日本のベニスといわれるのは宜なるかなで、市内は淀川の支流でいくつかの大きな区分に分けられている上に小さな掘割が四通八達している。しかも淀川に臨んでいる町筋よりも、そうした狭い掘割沿いの町の方が、趣が深い。町をみとおしてみた眺めとして、この掘割から眺めて景色くらいおもしろい眺めは、日本の内地でもちょっとほかのところにはあるまい。...」と書かれております。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 8版)
- 参考資料
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- 『小泉八雲事典』(平川祐弘/監修 恒文社 2000.12)(ページ:90-91)
- キーワード
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- 小泉八雲 ラフカディオ・ハ-ン 大阪
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- その他
- 内容種別
- 大阪,出版情報
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000083229