レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年11月13日
- 登録日時
- 2010/11/13 13:47
- 更新日時
- 2010/11/13 13:47
- 管理番号
- 52
- 質問
-
千日回峰行の行者が御所に土足参内を許されるいわれはなにか。
- 回答
-
『千日回峰行 光永覚道著』(春秋社、1996)、p178~「土足参内」の項。「相応和尚伝」によれば、平安時代9世紀中葉、清和天皇の后の病気平癒祈祷がはじまりという。「急ぐあまり、とるものもとりあえず、草履履きのまま宮中に参内した故事にならう」という。
『行道に生きる』(佼成出版社、 1983)には、清和天皇の后の病気平癒祈祷のための宮中参内の古事にならったとのみ記載あり。なお、宮内庁から土足参内の証明文が出るという(p191~192)。
また、「土足参内」というが、御所内「宜秋門」を入るときに、江戸時代の大名も浅沓に履き替えたのを、塀重門まで草履で入れるからとのこと(p192)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000073393