レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年01月31日
- 登録日時
- 2010/02/03 16:27
- 更新日時
- 2010/02/03 16:27
- 管理番号
- 福若-2010-0129
- 質問
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解決
「なになにとかけて、なになにととく、そのこころは…」の実例が載っているもので、小学生向けのものが見たい。
- 回答
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『ことばあそびだニャン』のなかに子ども向けの実例が載っている。所蔵していないが、児童書では『お笑い!大喜利』全3巻 がある。
また、個人サイトだが「三段なぞを作ろう」等の関連サイトがある。
- 回答プロセス
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① ことばあそび,なぞなぞ的なものなので、K807,K798の書架をあたる。
→ 関連部分見当たらず。
② いわゆる「大喜利」でよく使われるので、自館で「大喜利」で検索する。
→ 所蔵資料なし。未所蔵だが、下の子ども向け資料を確認。
・『お笑い!大喜利 何々とかけて何ととく?』全3巻 高村忠範作・絵 汐文社 2006
*なお「大喜利」の出し物の一つとして、後述する「謎かけ」の一種である「三段なぞ」が行われる。
「大喜利:寄席の番組の一番終りに大勢が出て、謎かけなどをやって賑やかに打出すこと」(『落語ハンドブック』第3版 三省堂 p252より)
③ レファレンス協同DBで「大喜利」で検索する。
→「なぞかけの具体例が載っている本が見たい」(狭山市立図-中央-2008-1)1件ヒット。
:「なぞかけ」「三段なぞ」の名称で記載。『日本のなぞなぞ』『ことば遊びの世界』等実例が載っている資料も10冊程紹介されている。
*これらの資料の解説より「なぞかけ」の一種として、いわゆる「なぞなぞ」形式(~とはなあに? or ~とかけて…ととく)の「二段なぞ」から
「三段なぞ」(二段なぞの後者部分 +「そのこころは」)形式へと発展したことが述べられている。
⇒ これらの資料で所蔵しているものを見てもらうが、歴史的なものや大人向けのものばかりで難しい、とのこと。
④ ③の資料で本館で所蔵分を取寄せる。また、本館でもK807の本をあたってもらう。
→ 下の資料に子ども向けの「三段なぞ」の実例がでてくる。
・『ことばあそびだニャン』小島貞二編・著 アリス館 1993 本館 p29~38
⑤ Googleで「三段なぞ」で検索する。
→ 下の個人サイトほか、実例の出てくる関連サイトがヒットする。
・「3段なぞを作ろう」 http://www5b.biglobe.ne.jp/~honyomi/kokugo1.htm(100131確認)
:子ども向けの実例10数件あり (実例の一部は『おやこで楽しむなぞなぞあそび』渋谷勲著 にっけん教育出版社 1999より引用)。
家庭教育の目的で作成されている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 研究法.指導法.言語教育 (807 8版)
- その他の室内娯楽 (798 8版)
- 参考資料
- キーワード
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- 三段なぞ
- なぞかけ(謎かけ)
- 大喜利
- 照会先
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- 福井県立図書館
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000062843