レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20110224
- 登録日時
- 2009/02/17 13:40
- 更新日時
- 2012/01/14 11:36
- 管理番号
- 090217001
- 質問
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解決
原稿用紙の歴史。文久2年(1862)年に書かれた文書のようなものがあるが、原稿用紙に書かれているように見える。その当時原稿用紙があったのか。
- 回答
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『原稿用紙の知識と使い方』 原稿用紙のあゆみ p27-38 によれば
・原稿用紙の嚆矢は頼山陽(1780-1832)が『日本外史』に用いたもの。
・藤原貞幹(1732-1794)の『好古日録』の原稿が最も古いという説もある。20字×20字のマス目を木版で刷ったものにかかれている。
・幕末の歌人大隈言道は600字詰め木版刷り原稿用紙を用いた。
・吉田松陰は400字詰めの用紙を用いている。
以上から 幕末当時既に原稿用紙は存在していたと考えられると回答した。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 書.書道 (728 9版)
- 参考資料
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- 『原稿用紙の知識と使い方』 松尾靖秋/著 南雲堂 1981(p27-38 原稿用紙のあゆみ)
- キーワード
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- 原稿用紙
- 歴史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000051682