「Barnaby」に関する資料は以下のとおりです。
<事典・和書>
(1)『世界児童・青少年文学情報大事典』第5巻 勉誠出版 2001.10
この事典は『Something about the author』(=下記(4))に載っている情報を翻訳し短くまとめたものです。
P306-309「ジョンソン、クロケット(Crockett JOHNSON、1906-1975 本名:David(Johnson)LEISK )」をみると、
『バーナビー(Barnaby)』について「禿頭の少年と風変わりで妖精的な名親ミスター・オマリーの冒険を年代記ふうに追ったもの」(P307)などの記述があります。
P308の作品紹介より「Barnaby」関連作品を以下の通り見つけることができます。
1)『Barnaby』Holt 1943(個人貸出不可)
2)『Barnaby and Mr. O'Malley』Holt 1944(当館未所蔵)
3)『Barnaby』Columbia Broadcasting System 1967(映画化作品と思われる 当館未所蔵)
(2)『児童文学者人名事典 外国人イラストレーター編』出版文化研究会 1998.2(909/109N)
P161「No.0607 Johnson,Crockett」の中に3行紹介があります。
<事典・洋書>
(3)『The world encyclopedia of comics』Chelsea House c1999
vol.1 P112-113「Barnaby」 詳細な記述と、イラスト1コマあり。
(4)『Something about the author』Gale Research 作者の記事が計3巻あります。
ただし「Barnaby」に関する紹介記事はVol.30のみです。
・Vol.30(c1983年) P141-144 「LEISK,David(Johnson)1906-1975(Crockett Johnson)」
P143に「barnaby」に関する詳細な記事あり。
P144に参考文献として、R.Erwin「Barnaby Returns to Comic Strips」(『editor and publisher』
1960年6月16日号 Vol.60か?)があがっており、関連記事である可能性は高いのですが、
当館未所蔵のため内容を確認できませんでした。
・Vol.1(c1971年) P141 作者紹介(作品リストなど)
・Vol.26(c1982年)P133 作者紹介(死亡に関係する記事)
(5)『Third book of junior authors』H.W. Wilson 1988(909/233)P152-153
P152の右列中盤で「Barnaby」を紹介。
イタリアや日本で翻訳され、日本ではラジオ番組になった、というような内容が書かれています。
(6)『Twentieth-century children's writers』St. James Press 1989
P499「Johnson,Crockett」 「Barnaby」を紹介した文章があります。
(1)~(6)は参考図書のため貸出できない資料です。
<一般図書>
(7)『絵本図書館 世界の絵本作家たち』光吉夏弥著 ブック・グローブ社 1990.1
P149-151 「幾何学的な抽象画 クロケット・ジョンソン」
P150に、全米52の新聞に連載されたことや、テレビ・ラジオ・芝居になったこと、アニメ映画は1967年のベネチアの映画祭で、このカテゴリーの一等賞を獲得したこと、などが書かれています。
*上記資料は『日本児童図書研究文献目次総覧 1945-1999』遊子館 2006.3(019.5/324N)を使って調べました。
(8)『アメリカン・コミックス大全』小野耕世著 晶文社 2005.11 7行ほどの記述があります。
(9)『アメリカンコミックス最前線 別冊・本とコンピュータ6』大日本印刷株式会社ICC本部 2003.4(726.1/955N)
P86「アメリカンコミックス・カタログ」の中に短く解説されています。