レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006/12/15
- 登録日時
- 2007/05/25 02:11
- 更新日時
- 2007/10/02 11:03
- 管理番号
- 埼浦-2006-287
- 質問
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解決
明治から大正にかけての秩父郡における府県税戸数割について知りたい。
- 回答
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以下の資料を紹介する。
『戸数割税の成立と展開』(水本忠武 御茶の水書房 1998)
内容は、埼玉県の行政文書やその他関係資料を参考にして書かれており、秩父郡の様子もわかる。
『埼玉県行政史 1』(埼玉県 1989)
p346-355「地方税制の整備と財政状況」の中で地方税規則公布時の戸数割についての記述あり。ただし秩父郡の記述はなし。
『埼玉県行政史 2』(埼玉県 1991)
p304-305 「府県税戸数割規則の公布」の中で地方税規則公布以後の戸数割についての記述あり。ただし秩父郡の記述はなし。
- 回答プロセス
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戸数割
一戸を構える者、または一戸を構えなくとも独立の生計を営む者に賦課した地方税。課税標準は所得税と資産状況とによって定めた。明治11年に設けられたが昭和15年に廃止(『日本国語大辞典』より)。
自館目録で〈戸数割〉を検索したところ2件ヒット。『戸数割に関する研究』(水本忠武 八潮市立資料館協議会編 八潮市立資料館 1993)『戸数割税の成立と展開』(水本忠武 御茶の水書房 1998)。同じ著者であるため内容を比較したところ、詳しく書かれていた後者を紹介した。、埼玉雑索で〈戸数割〉を検索し、『八潮市史研究 第14号』p111-288に「戸数割に関する研究」(水本忠武)があり、前者はこの雑誌からの抜き刷り資料とわかる。
『長瀞町史 近代資料編』p250-251「昭和4年度町村戸数割賦課一覧表」秩父郡の町村の数値が掲載されているが、昭和のため紹介せず。
- 事前調査事項
- NDC
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- 地方財政 (349 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
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- 『戸数割税の成立と展開』(水本忠武 御茶の水書房 1998)
- 『埼玉県行政史 1』(埼玉県 1989)
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『埼玉県行政史 2』(埼玉県 1991)
- キーワード
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- 地方税
- 秩父郡-埼玉県-歴史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- その他
- 登録番号
- 1000035113