レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2002/12/04
- 登録日時
- 2006/08/09 02:12
- 更新日時
- 2010/02/09 16:31
- 管理番号
- 埼久-2002-116
- 質問
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解決
「時・否定と取り立て(日本語の文法2)」の参考文献に「Negation in English and Other Languages」(Jespersen.O. 1917)という資料があげられているが、この本の出版社と思われる〈A.F.H■st.〉(■はアルファベットの〈c〉にスラッシュがかかった文字)は、どのように読むか知りたい。
- 回答
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『デンマーク語辞典』に〈H■st〉(■は〈o〉にスラッシュがかかった文字)はあるが〈H■st〉なし。質問の〈c〉にスラッシュがかかった文字は、〈o〉にスラッシュの誤りと思われる。読み方については、『デンマーク語文法入門』『現代デンマーク語入門』に発音記号と発音についての記述があり、「〈o〉にスラッシュ」は、日本語の〈エ〉に似た音である。
- 回答プロセス
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著者から類推して〈H■st〉は、おそらくデンマーク語であると思われる。
『デンマーク語辞典』に〈H■st〉(■は〈o〉にスラッシュがかかった文字)はあるが〈H■st〉なし。
Webでデンマーク王立図書館およびデンマークの総合目録でこの本を検索すると、両者とも出版社名が〈H■st〉となっていた。また、他の言語にも該当の文字が見られないことから、質問の〈c〉にスラッシュがかかった文字は、〈o〉にスラッシュの誤りと思われる。読み方については、『デンマーク語文法入門』『現代デンマーク語入門』に発音記号と発音についての記述があり、「〈o〉スラッシュ」は、日本語の〈エ〉に似た音である。
- 事前調査事項
- NDC
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- その他のゲルマン諸語 (849 9版)
- 参考資料
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- 『デンマーク語文法入門』(森田貞雄 大学書林 1971)
- 『現代デンマーク語入門』(岡田令子 大学書林 1984)
- キーワード
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- デンマーク語-発音
- 表記-文字-アルファベット
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000030052