レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 1996/10/04
- 登録日時
- 2005/02/11 02:33
- 更新日時
- 2008/01/09 08:09
- 管理番号
- 埼久-1996-106
- 質問
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解決
臨済宗の僧が唱えていた「授戒和讃」の中で「大地の土と爪の土はどちらが重いか」というのがある。この出典を知りたい。
- 回答
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『昭和新纂国訳大蔵経 経典部8』(名著普及会 1977)のp488「解深密経 巻第2 無自性相品第5」の中に「爪上の土を大地の土に比するに百分にして一に及ばず千分にして一に及ばず」とあり。質問要旨そのものの言葉ではないが類似している。他に資料見つからず。以上より「解深密経」ではないかと回答する。
- 回答プロセス
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『正法眼蔵』索引の〈大地・土・爪〉では該当なし。
『仏教比喩例話辞典』〈土〉の項目p30「大地の土と爪上の土」あり。解説はなく、出典は「解深密経」とのこと。
自館目録『彩ーBISC』を〈解深密経〉で書名検索。『昭和新纂国訳大蔵経 経典部第8』(名著普及会 1977)。
『J-BISC』では「解深密経講讃」「新纂大日本続蔵経 21」(2冊とも県立図未所蔵)。
所蔵資料の確認をする。『昭和新纂国訳大蔵経 経典部第8』p488「解深密経 巻第2」の「無自性相品 第5」の中に「・・・爪上の土を大地の土に比するに百分にして一に及ばず千分にして一に及ばず・・・」とあり。質問要旨そのものの言葉ではないが類似している。他に資料見つからず。
- 事前調査事項
- NDC
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- 経典 (183 9版)
- 語彙 (814 9版)
- 仏教 (180 9版)
- 参考資料
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- 『昭和新纂国訳大蔵経 経典部8』(名著普及会 1977)
- キーワード
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- 経典
- 仏教-臨済宗
- 語彙
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000016959