1.
『医療施設調査病院報告 平成22年下巻 動態調査 都道府県編』
P30 「病院数,年次・都道府県別 」によると大阪府の病院数は540(平成22年('10)・実数)
(注;病院とは、法律では「患者二〇人以上の収容施設をもつもの」とあります。(『日本国語大辞典』より))
P31 「一般診療所の病床数,年次・都道府県別」によると大阪府の一般診療所数は8,238(平成22年('10)・実数)
(注;クリニックを一般診療所とみなして回答しています)
P37 「病院数,病院-病床の種類・都道府県-20大都市・中核市(再掲)別 」によると大阪府の地域医療支援病院は19(平成22年(2010)10月1日)(注;地域中核医療施設は地域医療支援病院とみなして回答しています)
放射線科(診療科目)
「病院数(重複計上),診療科目・都道府県-20大都市・中核市(再掲)・精神科病院-一般病院別 」によると精神科病院 1(P103 )、一般病院 322(P111)
以上はe-stat「平成22年医療施設(動態)調査 下巻」からも同様の数字がよみとれます。
大阪府内地域ごとの放射線科の病院・一般診療所の数は下記大阪府ホームページから確認できます。
http://www.pref.osaka.jp/kenisomu/syuyoufukusidate/hoken.html「1 医療施設調査」の
・「(7)一般病院診療科目延数、市町村・医療圏・保健所別:平成22年」
・「(9)一般診療所診療科目延数、市町村・医療圏・保健所別:平成22年」
・「(10)一般診療所、主たる診療科目、市町村・医療圏・保健所別:平成22年」
「地域中核医療施設」ですが、「地域医療支援病院」のことであれば、
以下のリンクに平成23年3月31日現在の表があります(大阪府は23機関、医療機関名あり)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001hx9n-att/2r9852000001hxga.pdf2.
『医師・歯科医師・薬剤師調査 平成22年』(厚生労働省大臣官房統計情報部/編集 厚生労働省大臣官房統計情報部 2012.3)
p.165「医療施設従事医師数」によると大阪府の放射線科の医師数は500人(平成22年12月31日現在)。
e-stat「医師・歯科医師・薬剤師調査 平成22年」からも同様の数字がよみとれます。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001084609 当該施設別の区分は分りませんが、地域ごとに分けた数値は上記大阪府ホームページ「3 医師・歯科医師・薬剤師調査」の調査
(6) 医療施設従事医師数、診療科目(重複)、二次医療圏・市町村別(従業地)から確認できます。
以下は全国の医師数です(都道府県別の医師数はありません)
・「社団法人日本専門医制評価・認定機構」ホームページより
平成23年8月現在
日本医学放射線学会 放射線科専門医 5,705 名
日本放射線腫瘍学会 放射線治療専門医 877 名
・「公益社団法人日本医学放射線学会」ホームページより
専門医一覧(2012年10月1日現在)5911名 診療専門医・治療専門医あわせた人数です。
・「公益社団法人日本放射線腫瘍学会」ホームページより
放射線治療専門医名簿(2012年9月1日現在)人数は書かれていませんが一覧があります。
また、認定放射線治療施設(認定医を教育するという視点から認定された施設)が
全国で297施設(2010年12月末日現在)あり、地域ごとの機関名を調べることができますが、所属医師数は不明です。
『近畿病院情報 2012年版』(医事日報) 498.1/918N
役職者は氏名と役職名、専門医認定について記載がありますが、
医院ごとにみていく必要があり、役職でない放射線科医師および数はわかりません。
3.
アライド・ブレインズ社の公開レポート「遠隔画像診断の動向と事業機会」によれば、
「遠隔画像診断受託サービス」(医療機関、新規参入事業者)と、「遠隔画像診断インフラ構築」(画像診断機器メーカー、システムインテグレータ、通信事業者)がこの事業に関わっているとあります。
そのうち、画像医療システムについては、
『図表で見る画像医療システム産業 2012』P78に、診断用X線装置や、X線CT装置など品目別に、
生産(販売)高、輸出高、輸入高(それぞれ金額と前年比金額(%))と、国内市場(台数、前年比金額、金額)が書かれており、
診断用装置の国内市場は309,108百万円、治療用装置も合わせた合計は328,358百万円とあります。
(出典:JIRA市場統計)
そのほか、品目ごとの推移や市場の推移もP79-83に掲載されています。
また
『電子カルテの市場動向調査 2011-2012年版』
Ⅵ章 病院・診療所向けPACS(P77-92)には、PACS(医用画像ネットワークシステム)の市場動向や、病院・診療所の市場規模予測(納入数や金額など)、PACS病院・診療所PACSベンダー(サーバシステム、端末システム、サーバーバードメーカー、端末ハードメーカー)のシェア(累積納入数)等が記載されています。
大阪府内で遠隔画像診断事業を行っている企業数は、資料からは見つけられませんでした。
4.
遠隔画像診断新聞記事
(データベースELNETで検索)
*ELNETは新聞90紙以上のデータベース。キーワードかタイトルに「遠隔画像診断」を含む記事を2002/1/1~2012/10/18の期間で検索しました。
・『福島民報 朝刊 2012/07/23』 3面 4段 図 枚数(1)
「福島医大 放射線医療新センター 5機能詳細示す 遺伝子レベル異常発見 大学院に災害医療専攻」
・『福島民友 朝刊 2012/06/28』 5面 3段 枚数(1)
「社説=医大の新センター 地域医療との連携不可欠だ」
・『南日本新聞 朝刊 2012/06/27』 30面 4段 写 枚数(1)
「24時間、遠隔画像診断 鹿児島県医師会がセンター開設 専門医待機、急患に即応」
・『福島民友 朝刊 2012/06/25』 1面 4段 図 枚数(1)
「福島医大 新センターに5機能 最先端医療で地域結ぶ 画像転送、がん早期診断」
・『河北新報 朝刊 2012/05/09』 9面 1段 枚数(1)
「仙台市で15・16日 防災や医療機器セコムがフェア」
・『中国新聞 朝刊 2012/04/22』 6面 4段 写 枚数(1)
「CT・MRI普及も専門医不足 遠隔画像診断が成果 夜間対応充実へ連携必要」
・『上毛新聞 朝刊 2012/01/31』 1面 3段 枚数(1)
「群馬県立病院改革プラン原案 後発医薬品で数値目標 14年度までに黒字」
・『福島民報 朝刊 2011/12/21』 5面 4段 写 枚数(2)
「福島県議会 一般質問を続行 子どもの甲状腺検査 来年度早期に全国で 都道府県に医療機関確保」
・『上毛新聞 朝刊 2009/12/21』 1面 2段 枚数(1)
「来春から 遠隔画像診断システム 利根沼田で導入へ」
・『神戸新聞 朝刊 2002/04/25』 8面 3段 枚数(1)
「シスメックス 慶大と先端医療研究 血液の遠隔画像診断」
・『北海道新聞 朝刊 2002/04/01』 33面 6段 枚数(1)
「北大教授らベンチャー 遠隔画像診断を事業化 MRIデータ、専門医へ」