レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/07/25
- 登録日時
- 2015/08/01 00:30
- 更新日時
- 2015/08/18 14:07
- 管理番号
- 6000023321
- 質問
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解決
「阪急日日新聞」について知りたい。
- 回答
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『新修豊中市史 2 通史二』 p556に、「昭和二十四年七月十六日には、日本初の日刊地域紙を自認する「阪急日日新聞」(米メリーランド大学マッケルディン図書館プランゲ文庫蔵)が岡町で創刊されている。「豊中、池田市と、その近郊豊能郡の問題を主としたニュースを日刊(月曜休み)で報道する」方針をとり、広告ももっぱら地元の商店・医院や名士から得た同紙は、「市民の自由と民主化のために貢献」し、「より住みよき文化の香り高き健康な町を建設することを唯一の使命とする」ことをその「発刊の言葉」にうたっていた。この新聞は、戦前から大阪朝日系の新聞販売業に長く携わり神戸又新(ゆうしん)日報社社長も歴任した間野了(まのさとる)という新聞人が「編集発行兼印刷人」となって刊行され発行部数は一万に及んだ。この配布規模での日刊紙は全国的にみて極めて珍しい。」と書かれている。
国立国会図書館に1号(1949.7.16)から77号(1949.10.14)(欠67号)がマイクロフィルムで所蔵あり。ブランゲ文庫のマイクロ版。
- 回答プロセス
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『豊中市史 第4巻』 p221によると、岡町商店街が形成されたのは昭和24年夏以降。
『新修豊中市史 7 民俗』(豊中市)『75年のあゆみ《記述編》』(阪急電鉄株式会社)『100年のあゆみ《部門編》』(阪急阪神ホールディングス株式会社)『100年のあゆみ《通史》』(同社)には記述なし。「豊中市公報」は昭和25年12月以降しか所蔵なし。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『豊中市勝部史』 田辺 太市郎/編 出版者不明 (p7)
- 『新修豊中市史 第2巻』 豊中市史編さん委員会/編集 豊中市 (p556)
- キーワード
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- 阪急日日新聞(ハンキュウニチニチシンブン)
- 岡町商店街(オカマチショウテンガイ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- ブランゲ文庫の資料は有料データベースあり。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000177929