レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/03/28
- 登録日時
- 2015/03/30 00:30
- 更新日時
- 2015/04/14 16:59
- 管理番号
- 6000021361
- 質問
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解決
明治時代から1950年頃までの豊中市域における医療、特に法定伝染病(ジフテリア・チフス・コレラ・結核など)の対策についてわかる本はあるか。
あわせて当時および現代の医療建築や、全国的な公衆衛生史についてわかる本があればなおよい。
- 回答
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『新修豊中市史 第2巻 通史2』(豊中市)p88-98「伝染病予防と衛生行政」に明治期の豊島郡・大阪府のコレラ患者状況や衛生警察・病院・衛生組合の市域設置状況など、p330-337「衛生・医療の施設」に明治末~大正期の市域における伝染病発生状況や上水道等の整備・大阪市立刀根山結核療養所の設置など、p577-582「病院事業・国民健康保険事業」に市立豊中病院内に伝染病棟が置かれたことなどの記載がある。
『豊中市史 第3巻』(豊中市)p215-216「伝染病院の設置」には、明治45年の豊能郡南部7か村による組合立伝染病院設置についての記載がみられる。
また、医療建築や公衆衛生史については、下記の本をごらんいただいた。
『建築設計資料集成 6 建築‐生活』(丸善)
『病院建築のルネッサンス 聖路加国際病院のこころみ INAX booklet Vol.11 No.2』(INAX)
『結核という文化 病の比較文化史』(中央公論新社)
『朝倉新太郎著作集 第2巻 公衆衛生と健康保険制度』(労働旬報社)
『総合衛生公衆衛生学』上巻・下巻(南江堂)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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下記の本はすでに読まれたとのこと。
『検疫制度百年史』(ぎょうせい)
『結核の文化史 近代日本における病のイメージ』(名古屋大学出版会)
『明治医事往来』(新潮社)
『医学 日本史小百科 20』(近藤出版社)
『病人哀史 病人と人権 勁草-医療・福祉シリーズ 21』(勁草書房)
『日本における伝染病との闘いの歴史』(みみずく舎)
- NDC
- 参考資料
- キーワード
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- 医療(イリョウ)
- 伝染病(デンセンビョウ)
- 公衆衛生(コウシュウエイセイ)
- 豊中(トヨナカ)
- 歴史(レキシ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000170073