レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/06/19
- 登録日時
- 2014/07/02 00:30
- 更新日時
- 2014/07/06 09:30
- 管理番号
- 6000017023
- 質問
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解決
加齢により、運動機能や判断能力がどのように衰えていくかがわかる本はあるか。健康な後期高齢者にとって、不慣れな場所への運転を含む遠出が負担になりうるかどうかがデータで判断できるものを探している。
- 回答
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『高齢ドライバー激増時代』『幸せな高齢者としての生活』などをご案内した。
- 回答プロセス
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369(福祉)367.7(高齢者問題)等の書架を探すが、利用者の求める内容が載っている本はなし。
所蔵資料を「加齢 機能」で検索し、内容を確認して下記の資料を提供した。
『高齢者の心理』(おうふう)p35「生理的機能の低下」には年齢によって神経伝達速度や基礎代謝率がどのように変化するかの表があり。またp37-43「第3節 運動機能」「第4節 視覚・聴覚・その他の感覚機能」には、持久力や瞬発力・動体視力や聴力等の加齢による変化を示したグラフがあり。
『幸せな高齢者としての生活』(ナカニシヤ出版)p8には短期記憶・作業記憶・情報処理速度等の年齢による変化を示したグラフがあり。p19-35「注意する力」には注意力の計り方と年齢による変化のグラフ等があり。
『高齢ドライバー激増時代』(学文社)p73-101「高齢ドライバーの運転能力」には、視野や夜間視力、反応時間の平均値等について年齢別に見たグラフや聞き取り調査の分析等があり。
『からだの発達と加齢の科学』(大修館書店)には、p6「体力の加齢変化」p71-74「神経系の加齢変化」など、加齢に伴う身体能力の変化のデータが多数あり。
『人体の構造と機能及び疾病』(ミネルヴァ書房)p25-27「身体の加齢・老化」には、加齢に伴う能力低下等について簡単にまとめられている。
『からだの年齢事典』(朝倉書店)p97-102「運動系 成人~老年」には運動機能の年齢による変化が、p190-195「生活機能年齢」には高齢者の生活機能の自立度についてのデータがあり。
『長寿を科学する』(岩波書店)p133には高齢者が転倒しやすくなる理由として、各種機能が低下することで平行機能や空間感覚が悪くなるとの記載があり。
なお、利用者の求める内容が載っていなかった資料は以下。
『ライフプランデータ集 2013年版』(セールス手帖社保険FPS研究所)
『ライフプランに役立つデータブック 2011』(新日本保険新聞社)
『平成24年版 高齢社会白書』(内閣府)
『熟年・シニアの暮らしと生活意識データ集 2004年版』(生活情報センター)
- 事前調査事項
- NDC
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- 基礎医学 (491 9版)
- 家族問題.男性.女性問題.老人問題 (367 9版)
- 参考資料
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- 『高齢者の心理』佐藤 泰正/編著(おうふう)
- 『幸せな高齢者としての生活』唐沢 かおり/編著(ナカニシヤ出版)
- 『高齢ドライバー・激増時代』所 正文/著(学文社)
- 『からだの発達と加齢の科学』高石 昌弘/監修(大修館書店)
- 『MINERVA社会福祉士養成テキストブック 20』岩田 正美/監修(ミネルヴァ書房)
- 『からだの年齢事典』鈴木 隆雄/編集(朝倉書店)
- 『長寿を科学する』祖父江 逸郎/著(岩波書店)
- キーワード
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- 高齢者
- 加齢
- 機能
- 身体能力
- 運転
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000155360