明治時代（以降でも可）の病院や医院で使用されていた家具・調度品（薬の棚、カルテの棚など）について、写真が載っている資料を探している。図書館に無い場合は、資料が閲覧できる機関を知りたい。

参考資料に挙げたものは何らかの家具や調度品の写真や図版があるものだが、全て見てもらい、その中で特に質問者本人が「もう一度見たい」と興味を示したものは以下の３冊。
・『図説・日本医療文化史』 宗田一／著 思文閣出版 1989.2 ISBN4-7842-0543-8
図版が大きく、多い。
・『建築設計資料集成 2 物品』 日本建築学会／編 丸善 1978.12
現代の建築資料だが物品の正確な寸法がある。
・『看板建築・モダンビル・レトロアパート』 伊藤隆之／著 グラフィック社 2014.4 ISBN978-4-7661-2642-6
p101,102,107「旧安保小児科医院」「医院建築」
・国会デジタルコレクションでキーワード「医　器械　目録」で検索するとインターネット公開資料で昔の医療品カタログのようなものが６点見られる。『医療器械目録』または「医科器械目録』という名称で明治43年から、新しいものは昭和10年まで。特に昭和12年のものは椅子・戸棚・箪笥などが詳しい。自宅PCでの操作を説明した。
映像資料として映画『外科室』1992年（原作は泉鏡花）、『第七官界彷徨』1999年、『JIN』も紹介、他区の所蔵館も検索・紹介した。
　*質問者は「ドールハウス」の製作をしており、明治～大正時代頃の病院・医院のミニチュアハウスを作るために資料を探していた。

ミニチュアで近代の町医者の医院と診察室を作成するにあたって参考にしたいとのこと。既に一度作成したが、出来に満足できなかったそうで利用者本人の中ではイメージが固まっているようであった。