レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年12月06日
- 登録日時
- 2012/12/06 10:25
- 更新日時
- 2016/10/05 17:04
- 管理番号
- 20121206-1
- 質問
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解決
㈱デンソーの海外展開の歴史的な経緯について書かれた資料はあるか?
- 回答
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津田一孝著.世界へ:デンソーの海外展開.中部経済新聞社,2007,341p.の書籍のほか、論文には、金煕珍著.『海外拠点の設立経緯と製品開発機能のグローバル展開:デンソーの伊・韓・米拠点の事例から』.国際ビジネス研究.2(1),p.1-13,2010.などが見つけられる。
- 回答プロセス
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◆ 資料1の公式サイトの情報によると、デンソーの海外拠点の規模と現状について以下のように書かれている。
「全世界での従業員数は12万6036人。そのうち海外拠点での従業員数は半数近くの6万2100人。日本からの海外出向者も多く、15人に1人の割合で出向中です。主に現地では営業、組織マネジメントや統括業務、製造ライン立ち上げや、海外メーカー向け製品設計などに従事しています。また、海外の連結子会社数の内訳は北米が28、欧州に35、アジア・オーストラリアに51、その他の地域に6の拠点があり、海外で活躍するチャンスの多さがわかっていただけると思います。」
◆ CiNii を使って「デンソー」と「海外」で書籍と論文を検索する。
書籍としては2007年刊の資料3が見つかる。また論文には以下のようなものが見つけられる。
・西田 光徳.アジア地域における海外生産技術力強化戦略:デンソ-の多面的な取り組み.Business research, (893),p.58-66,1998.
・金 煕珍.海外拠点の設立経緯と製品開発機能のグローバル展開:デンソーの伊・韓・米拠点の事例から.国際ビジネス研究.2(1),p.1-13,2010.
・北原敬之.日系自動車サプライヤーの海外における開発・設計の現地化に関する一考察.早稲田大学日本自動車部品産業研究所紀要,2011上期号,2011.
・金 煕珍.現地開発機能形成の決定要因:デンソーの6拠点の事例から.国際ビジネス研究.4(1), p.63-79, 2012.
◆ 社史としては資料4, 5が見つかるが、本学では所蔵はなく海外展開についての記述は確認できていない。資料2の会社の沿革を見るかぎりでは、デンソーの海外展開の始まりは1966年の米国シカゴ営業所、ロスアンゼルス・デトロイト出張所開設がその嚆矢と理解される。
EDINET等で有価証券報告書(沿革)等を調べた。
株式会社デンソー EDINETコード:E01892
- 事前調査事項
- NDC
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- 企業.経営 (335 9版)
- 自動車工学 (537 9版)
- 参考資料
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1.デンソー公式サイト:採用情報>新卒総合職採用>会員制就職サイト「DENSO COLLEGE」
(http://www.denso.co.jp/ja/recruit/sougou/entry/index.html 参照2012-12-06) -
2.デンソー公式サイト:企業情報>会社情報>沿革
(http://www.denso.co.jp/ja/aboutdenso/corporate/history/index.html 参照2012-12-06) - 3.津田一孝著.世界へ:デンソーの海外展開.中部経済新聞社,2007,341p.
- 4.日本電装株式会社社史編集委員会編.日本電装35年史.日本電装,1984,345p.
- 5.デンソー50年史 / デンソー編 デンソー , 2000
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EDINET
http://disclosure.edinet-fsa.go.jp/ (2016/10/5更新)
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1.デンソー公式サイト:採用情報>新卒総合職採用>会員制就職サイト「DENSO COLLEGE」
- キーワード
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- 日本電装
- 経営戦略
- 会社情報
- 企業情報
- 海外進出
- 現地法人
- 日系企業
- 自動車産業
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 会社
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000115310