レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 吹田市立中央図書館 (2310124) | 管理番号 (Control number) | 吹-80-2018-007 | |||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2018年04月24日 | 登録日時 (Registration date) | 2018年10月12日 17時37分 | 更新日時 (Last update) | 2019年04月07日 16時44分 | |||||
質問 (Question) | 「古都」(川端康成/著)を朗読することになったが、京ことばのアクセントなどがわからない。京ことばを勉強するための音源はあるか。 | |||||||||
回答 (Answer) | (1)『京ことばの辞典』(大原穣子/著 研究社 2008.12) 参考として見出しと用例が音読されたCDが付いている。 (2)『声に出して読みたい方言』(斎藤孝/著 草思社 2004.2) いくつかの方言で文学作品を読んだCDが付いており、京ことばでは「源氏物語」が朗読されていた。「古都」とは少し異なっているが聞いてみたいとのことで提供した。 (3)『日本の方言大研究 7 ききくらべよう日本の方言』(ポプラ社 1997.4) 共通語と7つの方言で「桃太郎」が朗読されたCDが付いた資料。7つの方言の中に京都府京都市の方言として京ことばも含まれ、男性の声で収録。本文のほかに言葉の意味や特色も紹介されている。 (4)『方言』(佐藤亮一/監修 ポプラ社 2007.3) 「桃太郎」が各地の方言で朗読されたCDが付いている。女性の声で共通語のほかに47都道府県分が収録され、本文と共通語での訳が記載されている。採録地は京都府京都市であるが、同じ採録地である上記(3)とは全く異なった京ことばで「桃太郎」が語られている。 | |||||||||
回答プロセス (Answering process) | 「古都」の朗読CDなどの音源は見つけることができなかったため、京ことばに関する音源を調査した。 | |||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||||
備考 (Notes) | 調査したが提供しなかった資料は以下のとおりである。 『日本の方言大研究 5 すばらしい方言の世界』(ポプラ社 1997.4) 『日本の方言大研究 6 なるほど方言学入門』(ポプラ社 1997.4) 京ことばの記述が少ないと判断した。 『京ことばの話し方』(高橋寛/[ほか]編 大盛堂書房 2009.5) 京ことばを英訳した文章・例文が載っている資料。 『京都府のことば』(平山輝男/[ほか]編 明治書院 1997.2) 京都で使用されている方言が50音順で記載されている。京都市以外の地域で使用されている方言についても説明があり、そのほかに場面を設定した京ことばでの会話例も載っている資料。単語の意味を調べる際などには役に立つと思われるが、音源は付いていない。 | |||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | ||||||
登録番号 (Registration number) | 1000243723 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |