レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 吹田市立中央図書館 (2310124) | 管理番号 (Control number) | 吹-80-2017-005 | |||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2017年02月14日 | 登録日時 (Registration date) | 2017年10月08日 18時17分 | 更新日時 (Last update) | 2018年03月17日 17時51分 | |||||||
質問 (Question) | 電報を打つときに音をわかりやすく伝えるための「朝日のア」「いろはのイ」…という50音の言い方がある。一覧表がみたい。 | |||||||||||
回答 (Answer) | 質問の一覧表は「和文通話表」というもの。表の記載があった以下の資料を紹介した。 (1)『アマチュア局用電波法令抄録[1995]』(日本アマチュア無線連盟/編集 CQ出版 1995.6)142p (2)『アマチュア無線用語事典』(遠藤正奧/〔ほか〕共編 オーム社 1996.10)190p (3)『現代ハム用語 改訂版』(西田和明,佐久間光夫/共著 CQ出版社 1989.6)144p 後日の調査で下記の資料にも記載を確認した。 (4)『電報文のアイデア1100例』(有海千尋/著 有紀書房 1982.3)14pに、「電話通信用語」として「和文通話表」と同様の一覧表の記載あり。 | |||||||||||
回答プロセス (Answering process) | インターネットでキーワード「あさひのあ」で検索すると、Wikipedia(ウィキペディア、フリー百科事典)に「通話表」(最終確認2017.10.22)の解説があり、「通話表とは、無線電話で通信文の聞き間違いを防ぐために制定された規則である。」との説明があった。通話表には「欧文通話表」と「和文通話表」があり、「和文通話表」を見ると、アは朝日のア、イはいろはのイ…と五十音や数字、記号などの言い方が載っていた。また、「和文通話表」は総務省令無線局運用規則の別表第5号で定められていると記されていたため、インターネットで総務省令無線局運用規則(最終確認2017.10.22)を検索し、質問の一覧表がそれにあたると確認した。 当館の検索機で「和文通話表」、「通話表」というキーワードで検索するが表が載っている資料は確認できなかったため、「無線」、「電報」というキーワードでそれぞれ検索。その中で、一覧表が載っている可能性のあるアマチュア無線(NDC547.6)と電報(NDC694.4)の資料を確認し、記載のあった上記(1)~(3)を質問者に紹介した。 | |||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||||||
備考 (Notes) | 記載のなかった資料 ・古い電話帳に載っていないか確認したが見つからなかった。 ・インターネットでキーワード「通話表 和文 欧文 雑誌」で検索した結果、雑誌『CQ ham radio 2015年1月号』の「和文・欧文通話表の今昔」という通話表の変遷についての記事を紹介したホームページがあるが、質問聞き取り時の目的の一覧表ではないと考え手配しなかった。 ・『新・上級ハムになる本』(丹羽一夫/編著 CQ出版 2006.2)無線通信規則は載っているが通話表はなし。 | |||||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | ||||||||
登録番号 (Registration number) | 1000222884 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |