レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20180810
- 登録日時
- 2018/12/08 00:30
- 更新日時
- 2018/12/08 11:54
- 管理番号
- 20180810-3
- 質問
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未解決
「不退位」という法名・戒名はいつごろからどうつかわれていたのか
- 回答
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広辞苑 第7版で文字を確認。「不退」という仏教用語があり、ここに由来するものではないかと考えられる。
「法名」「戒名」で所蔵検索。『俗名対応 法名戒名字典』のはじめに監修者による法名・戒名の説明があり、
その中に
『法名・戒名は古くは二文字が通例であって『塩尻』には「中世まで貴人といへども只二字の外、別に道号を書くことなし。
御堂関白道長の法名を行覚と号し、多田満仲の戒名を満慶と号せし類なり」と述べている。ところが、のちにはさらに道号を
加えたり、あるいは宗派特有のものを付すようになり、室町時代以降はこれらすべてを法名・または法号というように変わっていった』
との記載あり。
ただ確定的な年代はわからなかった。
(参考文献・掲載箇所、内容)
『広辞苑』P2562「不退」についての記載あり
『俗名対応法名戒名字典』P3 監修者藤井氏による「法名・戒名について」の説明あり。文章内にある『塩尻』とは、江戸時代の随筆『塩尻(天野信景/著)』のこと。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏会 (186)
- 参考資料
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- 『広辞苑 第7版』新村 出/編 岩波書店 2018.1
- 『俗名対応法名戒名字典』藤井 正雄/監修 四季社 2010.12
- キーワード
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- 不退位
- 法名
- 戒名
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000247405