レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20130928
- 登録日時
- 2018/12/09 00:30
- 更新日時
- 2018/12/11 10:44
- 管理番号
- 20130928
- 質問
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解決
佐賀県民の県民性について書かれているものはないか。昔「佐賀んもんが歩いた後には草も生えん」と言われていたそうだが、意味を知りたい。
- 回答
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佐賀人について「佐賀のもんが通った後には草も生えない」という言葉があるが、このことは鍋島藩政時代の武士の勤倹節約の風潮を皮肉ったものだと言われています。しかし、当時の鍋島藩が他藩に比べ裕福で参勤交代の際も宿場の陣の草までも綺麗にする人足をつけるほど豊かな雄藩だというたとえであるとも言われています。
(参考資料・掲載内容)
『新郷土 昭和27年~28年1月(1952年1月-1953年1月) 』/昭和28年1月号p12草もはえない話(岡本八十八)
『九州の精神的風土』/p396 筋(理屈、論理)を強弁する士族的態度をさしていわれるもの
『司馬遼太郎全講演 第3巻』/p236 化学肥料がないころ山のない平野の佐賀県では道端の草を丹念に抜いて堆肥を作った。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 九州地方 (219)
- 参考資料
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- 『明(あかり)』【明[昭和27年1月~4月]から新郷土[昭和27年5月~28年1月](1952年1月-1953年1月)】佐賀縣中央公民館
- 『九州の精神的風土 』高松 光彦/著,葦書房, 1992年,4-7512-0438-6
- 『司馬遼太郎全講演 第3巻』司馬 遼太郎/著,朝日新聞社,2000年,4-02-257514-X
- キーワード
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- 佐賀
- 県民性
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000247737