レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20141213
- 登録日時
- 2014/12/13 16:26
- 更新日時
- 2015/01/25 20:01
- 管理番号
- 広県図20140009
- 質問
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解決
大正から昭和の戦前期頃に,広島にエスエッチ自動車というバス会社があったかどうかを確認したい。
- 回答
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『広島県のバス事業』や『広島県商工人名録』等により,大正~昭和期に広島と浜田を結ぶ路線などで営業を行っていたことが確認できる。
- 回答プロセス
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バス会社ということなので,『広島県のバス事業:60年のあゆみ』(参考資料1)を見ると,大正期の営業区間一覧表の中に「エスエッチ自動車(株)」の名前がある。「免許開業年月日」は,大正6年12月20日となっている。
また,昭和10年刊の『広島県商工人名録』(参考資料2)を調べると,運送業に「エスエッチ自動車株式会社」あり。創業年は「大正八年」と記載されている。
営業所の所在地が広島市であるので,『新修広島市史』(参考資料3)の索引を見ると,「S.H.自動車株式会社」の記載あり。本文を確認すると「乗合自動車の郊外路線としての運行は前述の可部-横川間のものが明治期にはじめられたのについでは,S・H・自動車株式会社の大正六年に開通の広島-浜田線が早い例である」との記述があった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 陸運.道路運輸 (685 9版)
- 参考資料
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- 1 『広島県のバス事業』(広島県バス協会,1963)p.10
- 2 『広島県商工人名録』(広島県出品協会,1935)p.369
- 3 『新修広島市史 第3巻 社会経済史編』(広島市役所,1959)p.442-443「最初の乗合自動車」
- キーワード
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- バス事業
- 広島市-歴史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000164501