レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/07/18
- 登録日時
- 2015/03/18 00:30
- 更新日時
- 2015/11/28 14:25
- 管理番号
- 0000001205
- 質問
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解決
前田家(前田利家等藩主)が、①どういう時②どういう味③どういう成分④どういう器で、酒を飲んでいたか。(①、④については解決済み)
- 回答
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①④については解決済ということですので、②③について回答させていただきます。
(1)『新修七尾市史 15』p297によると、
文化元年(1804)黒氏屋与左衛門の「羽衣酒」、その後八田屋与三衛門の「金罍酒」、山本屋五郎兵衛の「梅薫酒」が藩主の御膳に出される「御膳酒」に選ばれているとされています。
(2)『酒造関係資料集』p5には「天保九年所口町新酒中酒上酒三形造り方仕立書指上申控帳」という史料が掲載されています。
(ちなみに本書p6には「桑酒」の造り方も掲載されていますが、これは清酒ではありません)
(3)『民俗資料選集 36』は、これをさらに民俗学的も調査し、七尾の酒の造り方が本格的に掲載されています。
なお、レファレンス協同データベースに当館の登録事例「前田家で飲まれていた酒や、酒宴について文献が見たい。。新しい酒の販売のため資料がほしい。」(https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000134000 確認日:2014-07-18)
もありますので、ご参照ください。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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①どういう時
『加賀藩料理人舟木伝内編著集』(桂書房 2006)p34、p46、p45、p60
④どういう器で
『加賀藩料理人舟木伝内編著集』(桂書房 2006)p34、35
『加賀藩主前田斉泰』(石川県立歴史博物館)p20
③どういう味④どういう成分については、
『「加賀料理」考』(桂書房 2009)p184に「桑酒」「菊酒」とあるが、「菊酒」については、『金沢と加賀藩町場の生活文化』(岩田書院)p315『加賀菊姫之記』p1で分かる。
『地酒天国いしかわ県』(1985)p68に「加賀本陣の酒」に「加賀の井」が出てくる。こちらは著者が飲んで甘いと書いてある。成分はわからない。
- NDC
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- 製造工業 (58 9版)
- 参考資料
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- 1 新修七尾市史 15 七尾市史編さん専門委員会?編集 七尾市役所 2012.3 K216/1002/15
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2 酒造関係資料集 七尾市教育委員会文化課∥編 七尾市教育委員会文化課 1982.3 K588/13 -
3 民俗資料選集 36 文化庁文化財部?編 国土地理協会 2007.5 K588/1012
- キーワード
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- 酒造
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000169252