レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年11月29日
- 登録日時
- 2021/11/30 17:05
- 更新日時
- 2021/12/25 10:08
- 管理番号
- 202111-7
- 質問
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昭和30〜40年代に川口駅から千住を経由して東京駅までのバスがあったらしいが、その経路といつ頃廃止になったのかを知りたい。
- 回答
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経路と停留所名は【資料4】の「昭和26年6月1日現在 都バス案内図」で確認できる。
廃止に関しては【資料3】で昭和45年1月1日に浅草雷門~東京駅八重洲口区間が短縮され118系統は川口駅~浅草雷門になったこと、昭和46・11・21に118系統川口駅~浅草雷門が廃止されたことが確認された。
- 回答プロセス
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1 おたずねの路線について足立区資料で確認する
【資料1】「6 バス」に昭和42年5月現在の主要路線をまとめた表があり。
p.866都営バス「千住営業所 118系統 東京駅~川口駅」、p.871国際興業バス「118系統 川口駅~東京駅八重洲口」あり。どらも区内停留所名の記載のみで区外については確認ができない。路線廃止についての記述なし。
『足立区史』(東京都足立区役所編 東京都足立区役所 1955)p.938区全体のバス路線図あり。主だった区内停留所名の記載のみ。廃止についての記述なし。
【資料2】p.191(3)から「国際興業バス」に「118系統 川口駅~東京駅八重洲口」と「(118系統)(川口駅~浅草雷門)」の2路線があることがわかった。区内停留所名はあり。廃止についての記述はなし。
2 バス会社から確認する。
『国際興業五十年史』(国際興業株式会社社史編纂室編集 国際興業 1990) 記述なし。
【資料3】p.350「相互乗入系統一覧表(昭和46年度末現在)」に118系統「川口駅-浅草雷門」あり。「廃止年月日46・11・21」備考欄に「45・1・1浅草雷門~東京駅(八)短縮」とあり。
3 路線の全図をさがす。
【資料4】p.84~85「都バス案内図(昭和26年6月1日現在)」あり。118系統全停留所名が確認できた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 陸運.道路運輸 (685 9版)
- 関東地方 (213 9版)
- 地方自治.地方行政 (318 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『新修足立区史』下(東京都足立区役所編 東京都足立区役所 1967)
- 【資料2】『区勢要覧』昭和41年版(東京都足立区役所編 東京都足立区役所 1966)
- 【資料3】『東京都交通局60年史』(東京都交通局 1972)
- 【資料4】『都バスの90年史』(佐藤信之著 グランプリ出版 2007)
- キーワード
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- 路線バス
- 東京都交通局
- 国際興業
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000308195