レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2016/08/18 00:30
- 更新日時
- 2016/08/18 00:30
- 管理番号
- 滋2016-0046
- 質問
-
解決
江戸時代中期から後期にかけて、琵琶湖における湖上水運のルートと運行頻度がわかる資料はないか。
- 回答
-
航路については『歴史地理 第29巻第4号』に収録されている「琵琶湖の航路」に、享保年間の航路として大津と各地の距離が掲載されており、塩津、長浜、彦根松原、海津、竹生島、八幡、米原、大溝、木津、堅田、長命寺、奥島、品村、矢橋、関津、今津の名が挙げられています。これを図式化したものが『琵琶湖の船』に掲載されています。こうした南北方向の航路のほか、塩津と米原、松原、八幡を結ぶ航路があったことが『マキノ町史』に記されています。八幡と今津、海津、大浦、塩津を結ぶ航路についても『近江八幡の歴史 第1巻』で言及されています。
運行頻度に関する記述は見当たりませんでしたが、船数の変遷については『歴史地理 第29巻第4号』、『琵琶湖の船』、『琵琶湖とその集水域の歴史 湖とともに生きた人々』に記載されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 内陸水運.運河交通 (684 8版)
- 参考資料
-
- 1 歴史地理 第29巻第4号 日本歴史地學會∥編 日本歴史地理学会 1917年 5-6880- 17 p.340
-
2 琵琶湖の船 大津市歴史博物館∥編集 大津市歴史博物館 1993年 S-6880- 93 p.56 -
3 琵琶湖とその集水域の歴史 近江歴史研究会∥編 琵琶湖博物館開設準備室 1996年 SB-2100- 96 p.111-119,124 -
4 滋賀県の地名 平凡社地方資料センター∥編集 平凡社 1991年 S-2900- 91 p.1047,1043 -
5 マキノ町誌 マキノ町誌編さん委員会∥編 マキノ町 1987年 S-2112- 87 p.839 -
6 近江八幡の歴史 第1巻 街道と街なみ 近江八幡市史編集委員会∥編集 近江八幡市 2004年 SB-2141-1 p.20-23
- キーワード
-
- 湖上交通
- 水運
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000195959