レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年11月22日
- 登録日時
- 2020/06/10 10:43
- 更新日時
- 2022/10/26 14:52
- 管理番号
- 2020-003
- 質問
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解決
2010年以降のレジ袋の国内生産量、消費量を知りたい。
『包装資材シェア事典』(日本経済綜合研究センター, 2001-)の「第二章 第四節 10.レジ袋」に求めている情報が載っているようだが、所蔵がないため確認できない。
- 回答
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以下の資料に数値情報がありましたのでご確認ください。
・「ポリオレフィンフィルムの年別出荷状況2014年~2018年」(日本ポリオレフィンフィルム工業組合ホームページ「組合データ」より)
http://www.pof.or.jp/data/ [参照 2019-11-22]
上記資料に2014~2018年のレジ袋の出荷量(トン)が記載されています。
また、InternetArchiveというサイトのWayBackMachineの機能を使うことで、上記組合データの過去のページにアクセスし、2013年以前のデータも入手可能です。
・WayBackMachine(InternetArchiveより)
https://web.archive.org/ [参照 2019-11-22]
※検索窓に上記組合データのURL(http://www.pof.or.jp/data/)を入力しますと、過去のページを参照できる日付がカレンダー上に表示されますので、ご希望の日付をクリックし、過去のデータをご確認ください。(例:2014年9月10日⇒2008~2013年の出荷状況のデータを入手可能)
・2019年版「パッケージングマテリアルの現状と将来展望」
調査会社(マーケティングデータバンク大阪)の資料です。
こちらには2016~2018の国内のレジ袋の「販売額と量」、および2019年以降の予測数値が掲載されているようです。
利用をご希望でしたらあらためてご相談ください。
また、ご質問いただいておりました『包装資材シェア事典』(日本経済綜合研究センター)にもレジ袋の国内生産量、コンビニやスーパーでの消費量、国内メーカーの販売量などの数値情報が記載されているようです。
『包装資材シェア事典』の所蔵館は以下の通りですが、所蔵館によって所蔵状況は異なります。
利用をご希望でしたらあらためてご相談ください。
国立国会図書館(東京本館):2012年版、2013年版、2014年版を所蔵
東京都立中央図書館:2012年版、2015年版を所蔵
大阪市立図書館:2010年版、2011年版を所蔵
大阪府立中之島図書館:2011年版を所蔵
- 回答プロセス
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1.『包装資材シェア事典』について確認
(1)Web検索にて刊行状態を確認
三菱ケミカルリサーチより2001年版から2019年版までが刊行されている。
https://www.mitsubishichem-res.co.jp/publication/70kankou/tankou/19packages_jcer/index.htm [参照 2020-05-13]
(2)本学OPACを検索
本学所蔵なし。
(3)CiNii Booksや国立国会図書館サーチ、京都府図書館総合目録(図書)を検索
下記に2010年版~2015年版の所蔵が確認できた。
国立国会図書館(東京本館)
東京都立中央図書館
大阪市立図書館
大阪府立中之島図書館
大阪府立中之島図書館(2011年版を所蔵)へ参考調査したところ下記回答を得た。
「P154-155にレジ袋について、国内生産量、コンビニやスーパーでの消費量、国内メーカーの販売量などが記載されている。利用者自身で郵送またはインターネットによる複写依頼が可能。」
2.『包装資材シェア事典』の代替資料を調査
(1)本学OPACを検索(キーワード:レジ袋)
舟木賢徳著『「レジ袋」の環境経済政策 : ヨーロッパや韓国、日本のレジ袋削減の試み』(星雲社, 2006)
P12-15に「ポリエチレンのレジ袋やごみ袋などを作っている工業組合は、日本ポリオレフィンフィルム工業組合」とあり、同組合が報告するレジ袋の出荷量や消費量が記載されている。
(2)「日本ポリオレフィンフィルム工業組合」をWeb検索
日本ポリオレフィンフィルム工業組合ホームページ内にある「組合データ」に、「ポリオレフィンフィルムの年別出荷状況2014年~2018年」あり
http://www.pof.or.jp/data/ [参照 2019-11-22]
2013年以前のデータを入手できないか、InternetArchiveのWayBackMachineで確認。
2014年9月10日を確認すると、2008~2013年の出荷状況のデータを入手できた。
https://web.archive.org/ [参照 2019-11-22]
3.マーケティング・データ・バンク(MDB)に参考調査依頼
2019年版「パッケージングマテリアルの現状と将来展望」にて、2016~2018の国内のレジ袋の「販売額と量」、および2019年以降の予測数値が掲載されているとの回答を得た。
- 事前調査事項
- NDC
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- 統計 (350 10版)
- 参考資料
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日本経済綜合研究センター包装資材チーム/分析・編集. 包装資材シェア事典 2011. 日本経済綜合研究センター, 2012-04.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I081342008-00
販売代理店である三菱ケミカルリサーチのホームページにて2002~2019年版の目次情報を確認できる。
https://www.mitsubishichem-res.co.jp/publication/70kankou/tankou/19packages_jcer/index.htm [参照 2020-05-13] - 日本ポリオレフィンフィルム工業組合ホームページ「組合データ」. http://www.pof.or.jp/data/ [参照 2020-05-13]
- パッケージングマテリアルの現状と将来展望 2019年. 富士キメラ総研, 2019. , ISBN 4894433346
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舟木賢徳 著 , 舟木, 賢徳. 「レジ袋」の環境経済政策 : ヨーロッパや韓国、日本のレジ袋削減の試み. リサイクル文化社, 2006.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008232726-00 , ISBN 4434079093 - 京都府図書館総合目録(図書). https://www.library.pref.kyoto.jp/cross/cross.html [参照 2019-11-22]
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日本経済綜合研究センター包装資材チーム/分析・編集. 包装資材シェア事典 2011. 日本経済綜合研究センター, 2012-04.
- キーワード
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- レジ袋
- ポリエチレン
- ポリオフィレン
- 照会先
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- 大阪府立中之島図書館
- マーケティング・データ・バンク(MDB)
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 統計
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000282940