レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年06月30日
- 登録日時
- 2015/12/16 13:37
- 更新日時
- 2015/12/16 13:37
- 管理番号
- 宮城県白石高-2015-54
- 質問
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解決
カエルには猛毒を持つ種類もある,と聞いた。どんなカエルなのか。
また,日本にはそのようなカエルは生息しているのか。
- 回答
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ヤドクガエル科に属するものが毒を持つようです。鮮やかな色をしているようです。
日本には,ほぼ生息していないようですが,もし見つけたとしても触らないほうが良い
とされています。
- 回答プロセス
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生物のコーナーをブラウジングし,調査資料1,2をじっくりと精読しました。
調査資料1p198-p199に「キイロフキヤガエル」の項があり,以下の記述があります。
「この驚くほど美しいカエルは,世界で最も毒性の強い動物であり,他のヤドクガエル
の20倍も毒性が強い。1匹のカエルは最高1,900マイクログラムの毒を出し,たった
200マイクログラムで人を殺すと考えられている。本種にちょっと触れるだけで,深刻な,
生命にもかかわる反応が起こり得る。(後略)」
この他にも,同じヤドクカエル科にヒイロフキヤガエル,ミイロヤドクガエル,
コバルトヤドクガエルなどが掲載されています。
調査資料2p29-p32に「カエル目」の項があり,コバルトヤドクガエルなど絶滅危機にある
カエルについてその生態などが掲載されています。
Web情報として,検索エンジンで「ヤドクガエル 毒性」で検索し,調査資料3の情報を
得ました。
調査資料3ではヤドクガエルのプロフィールや,コバルトヤドクガエルの写真を見ることができるほか,
なき声を再生することもできるようになっている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 脊椎動物 (487 9版)
- 参考資料
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- 調査資料1 世界カエル図鑑300種 クリス・マチソン ネコ・パブリッシング 2008
- 調査資料2 新 世界絶滅危機動物図鑑5 爬虫・両生・魚類 学研 2012
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調査資料3 ナショナルジオグラフィック日本版サイト Webナショジオ 動物大図鑑 ヤドクガエル
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20141218/429035/?ST=column
(最終アクセス日:2015/12/16)
- キーワード
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- 両生類
- 両棲類
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 高校生
- 登録番号
- 1000185686