レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年02月20日
- 登録日時
- 2022/09/12 13:29
- 更新日時
- 2023/03/01 17:34
- 管理番号
- 吹-70-2022-005
- 質問
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解決
ひなあられの由来と歴史が知りたい。
- 回答
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利用者に下記の資料を提供。
(1)『季節をたべる春の保存食・行事食』(濱田美里/著 アリス館 2014.4)
p26「春の行事食をつくろう」に「ひなあられはもともと餅を煎った保存食で、桃色・白色・緑色の三色は、生命、雪の大地、春の芽吹きを表し、大自然の生命力を授かるようにとの祈りが込められていると言われています。」の記載あり。
(2)『美しい和菓子の図鑑』(青木直己/監修 二見書房 2021.5)
p17「第1章十二ヶ月の和菓子 3月弥生」に「江戸時代、野外で雛人形で遊ぶ際に菱餅をくだいて持っていったことにはじまるという。雛あられという言葉が誕生したのは明治時代。」の記載あり。
(3)『事典和菓子の世界』(中山圭子/著 岩波書店 2006.2)
p10「第一部名称編 あられ」に「江戸時代、こうしたあられは、煎った豆と合わせて、年末から正月、また三月三日の雛祭りなどに用意された。これに砂糖がけしたものが、関東でおなじみの「雛あられ」の名で広まるのは、明治時代以降である。」の記載あり。
(4)『和菓子歳時記 季節を観る&味わう、虎屋銘菓名撰』(婦人画報社 1994.4)
p26「桃の節句にはんなりと色を添える祝いの意匠 三月-雛菓子」に「雛あられも江戸時代の資料に見られず、雛祭りならではのお菓子になったのは、近代になってからのようです。」の記載あり。
- 回答プロセス
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当館の検索機で、「ひなあられ」「ひなまつり」「伝統食」「和菓子」のキーワードで検索し、回答資料(1)~(4)が見つかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 食品.料理 (596 10版)
- 衣食住の習俗 (383 10版)
- 参考資料
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濱田美里 著 , 藤田美菜子 絵 , 濱田, 美里 , 藤田, 美菜子, 1984-. 季節をたべる春の保存食・行事食. アリス館, 2014. (いっしょにつくろう!)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025367435-00 , ISBN 9784752006572 -
青木直己監修 , 青木, 直己. 美しい和菓子の図鑑. 二見書房, 2021.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I012506226-00 , ISBN 9784576210636 -
中山圭子 著 , 中山, 圭子. 事典和菓子の世界. 岩波書店, 2006.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008118630-00 , ISBN 4000803077 -
和菓子歳時記 : 季節を観る&味わう 虎屋銘菓名撰. 婦人画報社, 1994. (Ars books ; 11)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002370454-00 , ISBN 4573400117
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濱田美里 著 , 藤田美菜子 絵 , 濱田, 美里 , 藤田, 美菜子, 1984-. 季節をたべる春の保存食・行事食. アリス館, 2014. (いっしょにつくろう!)
- キーワード
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- ひなあられ
- ひなまつり
- 雛あられ
- 雛まつり
- 雛祭り
- 雛祭
- 雛菓子
- 上巳の節句(じょうしのせっく)
- 伝統食
- 和菓子
- 年中行事
- 保存食
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000321135