レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/05/18
- 登録日時
- 2019/10/23 00:30
- 更新日時
- 2019/10/23 00:30
- 管理番号
- 牛久-1629
- 質問
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解決
庭仕事をしたところ、ひどい湿疹ができてしまった。原因は生えていたジャーマン・アイリスだと思う。ジャーマン・アイリスの毒性について知りたい。
- 回答
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・『毒草大百科 愛蔵版』(奥井真司/データハウス/2003.7)p200-202
・『人もペットも気をつけたい園芸有毒植物図鑑』(土橋豊/淡交社/2015.4)p92-93
上記2点にアヤメ科の植物の毒性(皮膚炎の原因となるものを含む)の記述を確認。
- 回答プロセス
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1.参考図書の植物及び園芸の棚をブラウジングし以下の資料を確認するが、毒性についての記述はなし。
・『APG原色牧野植物大図鑑 1』(牧野富太郎/北隆館/2012.4)p169
・『新・花と植物百科』(英国王立園芸協会/同朋舎/2001.3)p592「ドイツアヤメ」の項
・『園芸植物大事典 1』(小学館/1994.4)p11
2.「ジャーマン・アイリス」の項目では毒性について確認できなかったが、念のためインターネットで調査。
・キーワード「ジャーマン・アイリス」「毒性」でGoogle検索
→ ジャーマン・アイリス、アイリス、アヤメ科の植物の毒性について言及しているページがヒット。
3.『APG原色牧野植物大図鑑 1』p164の「アヤメ」の項を確認するが、毒性についての記述はなし。
4.毒性があることを前提に、再度参考図書の棚をブラウジングし以下の資料を確認。
・『毒草大百科 愛蔵版』(奥井真司/データハウス/2003.7)p200-202
→皮膚炎を発症する毒性について記述あり。
5.他にも記述がないか確認するため、1階閲覧室47-の棚をブラウジングし以下の資料を確認するが、アイリスもしくはアヤメについての記載はなし。
・『毒のある美しい植物』(フレデリック・ギラム/創元社/2012.2)
・『植物による食中毒と皮膚のかぶれ』(指田豊/少年写真新聞社/2012.1)
・『世界毒草百科図鑑』(エリザベス・A.ダウンシー/原書房/2018.10)
6.プロセス5で確認した資料を参考に、一般件名「有毒植物」で自館資料検索。
14件ヒットした資料のうち、記述がありそうな資料かつ在架の資料を確認。
・『薬草・毒草を見分ける図鑑』(磯田進/誠文堂新光社/2016.2)
→ 記述なし
・『人もペットも気をつけたい園芸有毒植物図鑑』(土橋豊/淡交社/2015.4)p92-93
→皮膚炎を発症する毒性について記述あり。
7.以上を質問者に報告。その後来館があり、複写と貸出で対応終了。
- 事前調査事項
- NDC
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- 一般植物学 (471 10版)
- 園芸植物学.病虫害 (623 10版)
- 植物学 (470 10版)
- 参考資料
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- B10396401 毒草大百科 奥井真司/著 データハウス 2003.7 471.9 9784887187269
- B10665621 人もペットも気をつけたい園芸有毒植物図鑑 土橋豊/著 淡交社 2015.4 623 978-4-473-03959-0
- 毒草:アイリス http://infoseek_rip.g.ribbon.to/kitola.hp.infoseek.co.jp/dokusou/ailis.html 2019/05/18
- ジャーマンアイリス^Mihhow's COLLARS Garden http://mihhow.gooside.com/jyaamann.html 2019/05/18
- キーワード
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- アイリス
- アヤメ
- 毒性
- 有毒植物
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000262805