レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年5月16日
- 登録日時
- 2015/08/07 11:35
- 更新日時
- 2016/07/05 17:25
- 管理番号
- 相大-H27-005
- 質問
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解決
矢倉沢往還(やぐらさわおうかん・やぐらざわおうかん)とは現在でいうとどこを通っている道なのか知りたい。
- 回答
-
矢倉沢往還は、江戸時代に整備された道で、赤坂御門から三軒茶屋を通り、多摩川を渡り、溝口(現川崎市高津区)・厚木(現厚木市)・関本(現南足柄市)を経由して、足柄峠から駿州(静岡県)に達する。
以下の資料を提供した。
『日本歴史地名大系14』
『角川日本地名大辞典14 神奈川県』
『鎌倉・横浜と東海道』
『かながわの古道』
- 回答プロセス
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大和市から南足柄の方を通っていたとの利用者情報により、神奈川県の地名辞典を確認した。
『日本歴史地名大系14』 平凡社 1984 【s26644179 R291】
p35 矢倉沢往還の項目あり。
『角川日本地名大辞典14 神奈川県』 角川書店 1984 【s06529572 R291】
p883-884 矢倉沢往還の項目あり。
p1483 近世交通図あり。
自館OPACにて“カナガワ コドウ” “ヤグラサワ” “ヤグラザワ” それぞれのキーワードで検索する。見つかった資料の内容を確認した。
『鎌倉・横浜と東海道』 神崎彰利/編 福島金治/編 吉川弘文館 2002 【s24309296 K0-21】
p30-38 矢倉沢往還の項目に、歴史的説明と、現在の地理に対応した詳細な道案内の記載あり。
『かながわの古道』 阿部正道/著 神奈川合同出版 1985 【s07473754 K0-29】
p149-150 矢倉沢往還の項目あり。
p130 近世の街道の大まかな地図あり。
いずれの資料にも、以下の内容の記載あり。
矢倉沢往還は、江戸時代に整備された道で、赤坂御門から三軒茶屋を通り、多摩川を渡り、溝口(現川崎市高津区)・厚木(現厚木市)・関本(現南足柄市)を経由して、足柄峠から駿州(静岡県)に達する。
調査済資料
『県別全国古街道事典 東日本編』 みわ明/編 東京堂出版 2003 【s21870928 682.1】
注:【 】は自館の資料コードと請求記号
- 事前調査事項
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大和市から南足柄の方を通っていた昔の道である。
- NDC
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- 日本 (291 9版)
- 交通史.事情 (682 9版)
- 参考資料
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- 『日本歴史地名大系14』 平凡社 1984
- 『角川日本地名大辞典14 神奈川県』 角川書店 1984
- 『鎌倉・横浜と東海道』 神崎彰利/編 福島金治/編 吉川弘文館 2002
- 『かながわの古道』 阿部正道/著 神奈川合同出版 1985
- キーワード
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- 矢倉沢往還
- 神奈川
- 古道
- ヤグラザワオウカン
- ヤグラサワオウカン
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 地名
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000178121