レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/01/28
- 登録日時
- 2022/03/16 00:30
- 更新日時
- 2022/03/16 00:30
- 管理番号
- 6001054109
- 質問
-
解決
灯台に使われているレンズのことを何と呼ぶか知りたい。
- 回答
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灯台に使われているレンズは「フレネル(式)レンズ」と呼ばれています。
以下の資料に記述がありました。
<図書>
・『ライトハウス:すくっと明治の灯台64基(World Architecture)』(野口毅/撮影 藤岡洋保/解説 バナナブックス トランスビュー 2015.12)
p.155「灯台一口知識 灯台のレンズ」に「灯台に使われているレンズはフレネル式レンズと呼ばれる形式もの(原文ママ)がほとんどです。このレンズはフランスの物理学者オーギュスタン・ジャン・フレネル(1788-1827)が発明したもの。」という記述があります。
・『灯台はそそる(光文社新書894)』(不動まゆう/著 光文社 2017.7)
p.25-27「第1章 灯台の愛し方 2 鑑賞のポイント 灯台の“瞳”フレネルレンズ」
p.25-26に「灯台の光は、レンズを使うことで光源である電球の明かりを集めて束状にし、遠くまで届けられるようになっています。このレンズは発明者の名前をとって「フレネルレンズ」と呼ばれ、機能的でありながら、とても美しい存在です。」という記述があります。
・『行ってみたい世界の灯台』(宮下啓司/編 自由国民社 2018.3)
p.7「Introduction 灯台について 灯台のレンズ」に「大型灯台にはフレネルレンズと呼ばれる特殊な形状のレンズが設置されている。フランスの物理学者、オーギュスタン・ジャン・フレネルにちなんで名づけられたこのレンズは、薄い複数のレンズを同心円状に重ねて一枚の厚さを軽減したもので、凸凹したのこぎり状の断面をしている。通常のレンズに比べ、はるかに薄くて軽いという特徴を持ち、材料費も抑えられることから、世界中の大型灯台で使用されている。」という記述があります。
<WEB>
・「海を照らして150年~航路標識の歴史と現在~」(海上保安庁交通部)(2022/1/28現在)
https://www.kaiho.mlit.go.jp/soshiki/koutsuu/pamphlet/toudai_pamphlet.pdf
p.6「フレネルレンズ」に「灯台用レンズは、1822年にオーギュスタン・フレネルが考案したことから「フレネル式レンズ」と呼ばれており、レンズの焦点距離によって1等から順に6等まで等級があります。」という記述があります。
[事例作成日:2022年1月28日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 航海.航海学 (557 10版)
- 参考資料
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- ライトハウス 野口/毅‖撮影 バナナブックス 2015.12 (155)
- 灯台はそそる 不動/まゆう‖著 光文社 2017.7 (25-26)
- 行ってみたい世界の灯台 自由国民社 2018.3 (7)
- https://www.kaiho.mlit.go.jp/soshiki/koutsuu/pamphlet/toudai_pamphlet.pdf (海を照らして150年~航路標識の歴史と現在~(海上保安庁交通部)(2022/1/28現在))
- キーワード
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- フレネルレンズ(フレネルレンズ)
- 灯台(トウダイ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000313639