レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/05/31
- 登録日時
- 2022/07/13 00:30
- 更新日時
- 2022/07/14 00:30
- 管理番号
- 6001056460
- 質問
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解決
砂質土の定義が書かれている資料はないか。
- 回答
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次の資料に記載がありました。
・『地盤材料試験の方法と解説 2分冊の1 第1回改訂版』(地盤工学会室内試験規格・基準委員会/編集 地盤工学会 2020.12)
p.72-77「2.2 地盤工学会基準「地盤材料の工学的分類方法」(JGS0051-2020)」のp.73に「図3‐土質材料の工学的分類体系(大分類)」が掲載されており、粗粒土Cm(粗粒分>50%)のうち、砂分≧礫分のものが砂質土〔S〕となっています。また、p.75の「a)土質材料の大分類」に図3の解説があり、「ここでいう粗粒分は0.075~75mmの構成分の含有率,細粒分は0.075mm未満の構成分の含有率をいう。礫分は2mm~75mmの構成分の含有率,砂分は0.075~2mmの構成分の含有率をいう。」とあります。
・『地質調査要領:効率的な地質調査を実施するために 改訂3版』(全国地質調査業協会連合会/編集 経済調査会 2015.9)
p.395-396に、地盤工学会の「地盤材料の工学的分類方法(JGS0051-2009)」の一部が掲載されています。
p.395には「図1-2-1 地盤材料の粒径区分と呼び名」の掲載があり、図から、粒径が0.075mmより小さいものが「細粒分」、0.075~75mmのものが「粗粒分」、0.075~2mmのものが「砂」、2~75mmのものが「礫」という呼び名であることがわかります。また、p.396には「図1-2-3 地盤材料の工学的分類体系」が掲載されており、「(a)粗粒土の工学的分類体系」の表があり、粗粒土Cm(粗粒分>50%)のうち、砂分≧礫分のものが砂質土〔S〕となっています。
・『土質工学をかじる:建設技術者の常識としての土質力学』(平井利一/編著 理工図書 2010.1)
p.58に「表2-3 土質材料の工学的分類体系」があり、粗粒土Cm(粗部分>50%)のうち、砂分≧礫分のものが砂質土〔S〕となっています。
[事例作成日:2022年5月31日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 土木力学.建設材料 (511 10版)
- 参考資料
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- 地盤材料試験の方法と解説 2分冊の1 第1回改訂版 地盤工学会室内試験規格・基準委員会‖編集 地盤工学会 2020.12 (73,75)
- 地質調査要領 改訂3版 全国地質調査業協会連合会‖編集 経済調査会 2015.9 (395-396)
- 土質工学をかじる 新版 平井/利一∥編著 理工図書 2010.1 (58)
- キーワード
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- 砂質土(サシツド)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000318687