レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年08月17日
- 登録日時
- 2022/11/17 16:09
- 更新日時
- 2022/11/24 16:11
- 管理番号
- 0000111005
- 質問
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解決
山口県の「山口」という地名の由来について知りたい。
- 回答
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下記資料1p303-304に、「山口町」の「山口」の地名の由来について、諸説ある、とし、「山口盆地の北、椹野川の支流一ノ坂川に沿って長門国阿武郡の山地に分け入る入り口にあたるから」「東鳳翩山の銀鉱に入る山の口にあたる天花辺りの地名が一般的呼称になった」との説を紹介したうえで、「想像に過ぎない」としている。資料2p855「山口」の項も同様。
なお、「山口県」の呼称の直接の由来としては、文久3年(1863年)に、藩庁が萩から山口に移り、明治初年に山口藩となり、明治4年(1871年)廃藩置県により山口県となった(資料1p25)とある。資料3によると、明治元年(1868年)5月10日に、治所の山口移転が公認されて山口藩と称し(p275)、明治4年7月14日の廃藩置県により山口県となり、同年11月15日に岩国県、清末県、豊浦県が合併して現在の山口県となった(p282-283)、とある。(徳山藩は同年6月に山口藩と合併)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 9版)
- 参考資料
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1.日本歴史地名大系 36. 平凡社, 1980.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I005629737-00 , ISBN 4582490360 (p25,303-304) -
2.「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編纂. 角川日本地名大辞典 35 (山口県). 角川書店, 1988.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001948933-00 , ISBN 4040013506 (p855) -
3.小川国治 編 , 小川, 国治, 1936- , 児玉, 幸多, 1909-2007. 山口県の歴史 第2版. 山川出版社, 2012. (県史 ; 35)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024111484-00 , ISBN 9784634323513 (p275,282-283)
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1.日本歴史地名大系 36. 平凡社, 1980.
- キーワード
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- 山口県--地名
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 地名
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000324239