レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年09月15日
- 登録日時
- 2015/12/17 15:51
- 更新日時
- 2015/12/17 15:51
- 管理番号
- 相-150011
- 質問
-
解決
ウガリットから発掘された文書には「サレム神」のことが書かれていて、夜明けと薄暮の美女神だとされている。この「サレム神」は古代セム民族の間で信仰されていたという。
この文書がどんなものか知りたい。「サレム神」についての記述も読みたい。
- 回答
-
ウガリット及びウガリットから発掘された文書については、以下の資料にまとまった記載があります。
・『旧約・新約聖書大事典』教文館 1989 <193.03/101 常置> ( 20224382 )
「ウガリット Ugarit」(p157~158)
「ウガリットぶんしょ ~文書 Ugarittext」(p158~160)
・『世界大百科事典3(イン-エン)』平凡社 2007 <031/15E/3常置> ( 22113138 )
「ウガリトUgarit」(p203)
・『考古学講座2』雄山閣出版 1969 <202.5/21/2> ( 10316131 ) 「古代ウガリットの遺跡」(p232-233)
・『オリエント史講座第2巻』前嶋信次 ほか編 学生社 1985 <209.3N/ 37/ 2> ( 12329819 )
「ウガリト」柴山栄著(p178~185)
文書に記載された内容については以下の資料に記載があります。
・『オリエントの神話』G.H.リュケェほか著 みすず書房 1959 <162.2/4> ( 10247815 )
「ラス・シャムラの伝説」(p173~187)サレムについてはp186
・『オリエント神話と聖書』S.H.フック著 山本書店 1967 <164.2/5> ( 22743850 )
「三 ウガリットの神話」(p117~142)サレムについてはp139~140
・『筑摩世界文學大系1(古代オリエント集) 』筑摩書房 1978 <908/28/1> ( 12789988 )
「ウガリット」(p275~345)”夜明け”と”たそがれ”についてはp311
- 回答プロセス
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①「ウガリット」で当館OPACを検索すると、『筑摩世界文學大系1(古代オリエント集) 』筑摩書房 1978 <908/28/1>( 12789988 )がヒット。
②当館所蔵のオリエント神話関係の資料を確認
③Googleブックスを「ウガリット 発掘」で検索。
ヒットした資料のうち、
・『旧約・新約聖書大事典』教文館 1989 <193.03/101 常置> ( 20224382 )
・『考古学講座2』雄山閣出版 1969 <202.5/21/2> ( 10316131 )
にまとまった記載があり。
④国会図書館サーチを「Ugarit」で検索。ヒットした中に「ウガリト」という表記の資料が含まれていたため、「ウガリト」で当館OPACを再度検索。ヒットした資料を確認。
⑤『世界大百科事典3(イン-エン)』平凡社 2007 <031/15E/3常置> ( 22113138 ) にも「ウガリト」で記載あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 神話.神話学 (164)
- 世界史.文化史 (209)
- 参考資料
- キーワード
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- ラス・シャムラ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000185876