レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年06月05日
- 登録日時
- 2009/01/17 15:24
- 更新日時
- 2021/02/10 14:01
- 管理番号
- 山形県-2007-0028
- 質問
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解決
「態夫」(朝日町史資料の中にある丹六家文書の阿部與三郎日誌に出てくる)という言葉の読みと意味を教えて欲しい。
- 回答
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辞典では、『日本方言大辞典』(小学館 1989)に、わざびと【態人】 わざわざ立ててよこした使い。特使。
《わさぶ〔態夫〕・わさふ》山形県東置賜郡・北村山郡 139 とあり、
出典:139に記載されていました『山形県方言辞典』(山形県方言研究会 1970)には、ワザブ」ワザフ わざと。わざわざ。
とありますが、漢字の表記はありませんでした。
『お前が証人だ』という資料に「ワザブ(態夫)と呼ぶ市町村役場の使丁が家庭へ持って行って手渡す。」といった記載がありました。
また、ネット検索でも「ワザフ」と読んでいる内容でヒットしますが、正式な読み方、意味は不明でした。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 東北地方 (212)
- 参考資料
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- 『お前が証人だ』後藤利雄/私家版/2000(Y915.9/ゴト)
- 『日本方言大辞典 下巻 た-ん』(尚学図書編,小学館, 1989)
- 『山形県方言辞典』(山形県方言研究会, 1970)
- キーワード
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- 態夫
- ワザブ
- わさふ
- わざびと
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 文献紹介
- 内容種別
- 言葉 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000050784