レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 豊中市立図書館 (2310050) | 管理番号 (Control number) | 6000012801 | |||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2013/08/30 | 登録日時 (Registration date) | 2013年09月07日 00時30分 | 更新日時 (Last update) | 2013年11月02日 18時03分 | |||||
質問 (Question) | 事業計画を立てるにあたって、組織のビジョン・目標・戦略・具体的な業務を4段階のピラミッド型に図解して示したいと考えている。ビジョンを全ての基礎に置く考え方と、ビジョンをトップに据える考え方があると思うが、ピラミッドをどういう構造にすればよいか。 | |||||||||
回答 (Answer) | 『パターンを活用した図解の技術』『地頭力のココロ』などによると、ピラミッド構造図は段階的な上昇を示すもので、一番上に理念や結論を置き、下にいくにしたがって具体的な手段を書き込むとのことなので、ビジョンをトップに据える構造がふさわしいと推察される。 | |||||||||
回答プロセス (Answering process) | 336.2(経営合理化、能率)336.5(事務分析)002.7(調査法、情報整理)の書架を探す。 『コクヨの5ステップロジカルシンキング』(中経出版)にはロジカルコミュニケーションのステップ1として「『ピラミッド』で話を組み立てる!」の項があり、ピラミッドの一番上を「最も言いたいこと=結論」にするとの記載などがあるが、構造図についての記載はなし。 『仕事力10倍アップのロジカルシンキング入門』(毎日新聞社)第3章「ピラミッド構造〈論理の積み上げで考える〉」には、元(一番下)のデータ量が最多で、上にいくにしたがってまとまり、頂上(結論)で一点に集約するなどの記載があるが、構造図についての言及はなし。 『パターンを活用した図解の技術』(実務教育出版)p54-56「レベルが向上していく様子にはピラミッド構造図が定番」には、ピラミッド構造図は特定の人間や組織が下のレベルから上のレベルに上がっていく「段階的な上昇」を図解する際に用いるとあり。段階的に下から上へ移行しない場合は不適切とあり、例もいくつか図示されているが、事業計画の場合の例はない。 『ノート・手帳・企画書に使える! 図解表現基本の基本』(明日香出版社)p20-21「他の表現を借りる図」で、比喩の例として政策・施策・事務事業の構造をピラミッド図で示しており、ビジョンにあたると思われる政策が一番上にきているが、なぜこうしたかの解説はない。 『地頭力のココロ』(ソフトバンククリエイティブ)p11-23「問題解決ピラミッド」ではピラミッドの図の構成を上から「why」「what」「how」のように図解するとの解説があり、p14-15に企業の戦略を表現するピラミッドについての説明があり。一番上のwhyが会社としてのミッションやビジョン、それを実現するためにやるべきwhatが戦略、それを実現するための手段が戦術というビジネスのオペレーションが図解されている。こちらを見ていただいた。 | |||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||||
備考 (Notes) | ||||||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | その他 | 質問者区分 (Category of questioner) | 一般 | |||||
登録番号 (Registration number) | 1000136803 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |