レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年05月11日
- 登録日時
- 2014/06/15 10:17
- 更新日時
- 2014/06/15 11:21
- 管理番号
- 相橋-H26-042
- 質問
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解決
新暦と旧暦が対照になっている資料を探している。江戸時代~明治5年くらいまでが載っているもので、なおかつ「日干支」が記されているものが好ましい。
- 回答
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①の資料を提供した。また、②の資料が綾瀬市に所蔵があることを紹介した。
- 回答プロセス
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調べ物コーナー及び一般書の暦の分類449をブラウジングし、次の資料で記述の有無を確認した。
①『江戸幕末・和洋暦換算事典』 釣洋一/著 新人物往来社 2004 (自館請求記号:R449)
p9-299 西暦と和暦が対照でき、質問者の希望に該当する時代の暦が載っている。日干支までは掲載がない。
『20世紀暦』 日外アソシエーツ編集部/編 日外アソシエーツ 1998 (自館請求記号:R449)
p1-384 日干支の記述はあるが、質問者の希望する時代に該当しない。
『21世紀暦』 日外アソシエーツ編集部/編 日外アソシエーツ 2000 (自館請求記号:R449)
p2-400 日干支の記述はあるが、質問者の希望する時代に該当しない。
『日本歴西暦月日対照表』 野島寿三郎/編 日外アソシエーツ 1999 (自館請求記号:R449)
p1-291 時代は質問者の希望に合致するが、日干支については掲載されていなかった。
『古代中世暦』 日外アソシエーツ編集部/編 日外アソシエーツ 2006 (自館請求記号:R449)
p1-495 日干支の記述はあるが、質問者の希望する時代に該当しない。
『旧暦読本』 岡田芳朗/著 創元社 2006 (大沢公民館請求記号:449.3)
p299-329 対照表は5年分のみ記載されている。
『暦を知る事典』 岡田芳朗/著 東京堂出版 2006 (自館請求記号:R449)
付録p10-42 西暦・和暦の年表が、また、西暦593年~2025年の元日の干支が掲載されている。更に、p68に「六十干支の読み方」が記載されている。
検索エンジンGoogle(http://www.google.co.jp/ 2014/5/27 最終確認)にてキーワードを“和暦 西暦 表”にして検索し、次のサイトをみつけた。
公卿類別譜(http://www.geocities.jp/okugesan_com/ 2014/5/27 最終確認)
一日単位で和暦・西暦(ユリウス歴・グレゴリオ暦)、日干支、曜日の対照表が1393~1871年分載っている。このサイトは次の資料を参考文献に挙げていた。
『日本暦日原典』 内田正男/編著 雄山閣出版社 1976 (神奈川県立図書館請求記号:449.8)
一月単位で和暦、西暦(ユリウス歴・グレゴリオ暦)、朔日(1日)の日干支が載っている。また、暦に関する計算式、資料なども豊富に収録している。
上記の『暦を知る事典』収録の六十干支表と供に、『日本暦日原典』の記述を利用することで該当日の日の干支を算出することができる。
『暦の百科事典 2000年版』 暦の会/編 本の友社 1999 (自館請求記号:R449)
p492 ユリウス通日から、日の干支の変換の計算法が掲載されている。
質問者によると、『~換算事典』という資料に載っているのを見た記憶があるとのことだったのでWebcat Plus(http://webcatplus.nii.ac.jp/ 2014/5/27 最終確認)を使用し、キーワードを“暦 換算 事典”にして連想検索を行い、次の資料を見つけた。
②『和洋暦換算事典』 釣洋一/著 新人物往来社 1992 (綾瀬市立図書館請求記号:R449)
明治以前の暦表(一日単位、日干支)が掲載されている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 時法.暦学 (449)
- 参考資料
- キーワード
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- 新暦
- 旧暦
- 対照
- 日干支
- 十干十二支
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000154282