レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年02月16日
- 登録日時
- 2022/09/01 15:07
- 更新日時
- 2023/03/31 17:41
- 管理番号
- 広県図実習2022-08
- 質問
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解決
1908年(明治41年2月)「高平ルート移民に関する紳士協約」(通称)について調べてほしい。
- 回答
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参考資料1『史料 明治百年』【N210.6/A82】
p.51-296 年史 年表
p.152 [明治40年(1907)]「11.16 オブライエン米大使,林外相あて書翰で労働者渡航制限の厳重な励行を要請(移民に関する日米紳士協約第1号,(略)[41年]2月18日協約第7号)」
7号とあることから,質問者による「覚え書きが7回にわたって交わされたと思われる」という部分に該当する。
参考資料2『国史大辞典 11』【R210.03/Ko532/11】
p.18 にちべいしんしきょうやく 日米紳士協約
「(略)外務大臣林董(ただす)、駐日米国大使トーマス=オブライエン間に覚書が交され、明治四一年(一九〇八)三月二十五日東京で成立。(略)」
参考資料3『日本外交年表並主要文書 上』【R319.1/G15-4/1】
p.284-305 日米紳士協約 第一號~第七號まで掲載あり。
- 回答プロセス
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参考資料1により,正式名称が判明した。
参考資料2により,概略を確認した。
参考資料3に,本文が掲載されていた。
- 事前調査事項
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正式名称は分からない。当時は秘密協定だったが,1908年の太平洋艦隊来航の時に現地の日本語新聞に記事が掲載された。
覚え書きが7回にわたって交わされたと思われる。
高平ルート協定(明治41年11月30日)とは違うものである。
- NDC
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- 外交.国際問題 (319 9版)
- 人口.土地.資源 (334 9版)
- 参考資料
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1 朝日新聞社. 史料明治百年. 朝日新聞社, 1966.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001084372-00 (p.152 [明治40年(1907)]11.16) -
2 国史大辞典編集委員会 編. 国史大辞典 第11巻 (にたーひ). 吉川弘文館, 1990.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002077223-00 , ISBN 4642005110 (p.18 にちべいしんしきょうやく 日米紳士協約) -
3 外務省/編 , 外務省. 日本外交年表並主要文書 上. 原書房, 1976. (明治百年史叢書 : 第1巻)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I015643565-00 (p.284-305 日米紳士協約)
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1 朝日新聞社. 史料明治百年. 朝日新聞社, 1966.
- キーワード
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- 高平小五郎
- 日米紳士協約
- 移民
- 林董
- オブライエン
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 移民
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000320508