レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/05/10
- 登録日時
- 2018/09/10 00:30
- 更新日時
- 2018/09/21 13:38
- 管理番号
- H0055
- 質問
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解決
『宮本常一とあるいた昭和の日本 18 北海道2』(須藤功/編 農文協 2012)132頁掲載の「東本願寺関係者が豊栄小学校を訪問したときの記念写真」について,東本願寺関係者が学校を訪問したいきさつを知りたい。(この写真には卒業生である知里幸恵も写っている。)
- 回答
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『近文の少女 旭川と知里幸恵』(旭川市中央図書館/編 2003)18頁
「知里幸恵の大正九年」(青柳文吉/[著]『北海道文学館報』第56号 2002)3頁
『大自然に抱擁されて・・・ ~知里幸恵『アイヌ神謡集』の世界へ~』(北海道文学館/編 2002)10頁から,愛知県弘浄寺住職平山哲堂が北海道巡講の際に豊栄小学校で講話を行った際の写真であることがわかる。また,写真は新聞『新愛知』大正9年12月10日「アイヌ学校を観て 北海道巡講の途上」という記事に使われており,記事内容に北海道巡講,豊栄小学校訪問等について記されている。
※質問中の資料には「大正8年10月」の写真との記載があるが,『新愛知』記事には大正9年11月末に訪問したとある。
- 回答プロセス
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回答のほか次の資料を確認
『豊栄尋常小学校沿革史[複写資料]』来校者名簿を確認。大正8年10月,大正9年11月ともに該当者の記載はない。
『北海道旭川市アイヌ写真帖[複写資料]』(佐々木長左衛門/編 佐々木豊栄堂 1929 )
『アイヌの話 増補』(佐々木長左衛門/著 佐々木豊栄堂 1931)
『銀のしずく降る降るまわりに 知里幸恵の生涯』(藤本英夫/著 草風館 1991)
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000242131