レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年01月11日
- 登録日時
- 2020/03/11 17:21
- 更新日時
- 2020/03/11 17:41
- 管理番号
- 横浜市中央2579
- 質問
-
解決
横浜市営地下鉄ブルーラインの高架になっている区間と、
その理由を知りたい。
- 回答
-
ブルーラインの正式名称である「横浜市高速鉄道1号線・3号線」や
「横浜市六大事業」等のキーワードを用いて調査を行いました。
関連する記述があった資料を次のとおりご紹介します。
1 『横浜市高速鉄道建設史 2』
横浜市交通局/編 横浜市交通局高速鉄道建設部計画課 2004.3
新横浜~あざみ野間、戸塚~湘南台間の建設・開業の歴史についてまとめた資料です。
冒頭の「発刊にあたって」では、建設費の削減が課題となり新横浜~あざみ野間について、
約50%を高架構造物とすることで、建設費の縮減を図った旨が書かれています。
以下は、高架区間の説明がある部分です。
(1) 新横浜~あざみ野間
p.15-16 「2 地下主体ルートから高架主体ルートへの変更」
高架主体とした詳細な経緯が書かれています。
(2) 立場~下飯田間
p.32「(3) 平面線計画 エ 立場~下飯田間」
「地表(堀割)構造により建設費の縮減を図るとともに、
「いずみ田園文化都市構想」との整合を図ることとした。」とあります。
(3) 下飯田~湘南台間
p.32-33「(3) 平面線計画 オ 下飯田~湘南台間」
「当区間は、桂町戸塚遠藤線及び境川を連続して高架橋で渡り、
藤沢市に入る。」とあります。
(4) 新羽(にっぱ)車両基地
p.249-250「(3) 地表案から高架案への変更経緯」
2 『横浜市高速鉄道建設史』 横浜市交通局/編 横浜市交通局 1987.12
第4期開業までの戸塚~新横浜間についてまとめた資料です。
p.61~63「第2節 1号線上大岡~戸塚間 1 路線」
高架駅である上永谷駅についての説明があります。
【調査済資料】
・『横浜市営交通八十年史』 横浜市交通局 2001.3
・『横浜市高速度鉄道計画概要報告書』 日本技術開発株式会社 1963.3
・『横浜市高速度鉄道網計画』 日本技術開発株式会社 1963.3
・『横浜市高速度鉄道計画(案)』 横浜市/編 横浜市 1965.1
・『横浜市会会議録 昭和40年第4回定例会』 横浜市会事務局 1965
・『横浜市会会議録 昭和41年第4回臨時会』 横浜市会事務局 1966
・『横浜市会会議録 昭和42年第1回定例会』 横浜市会事務局 1967
・『横浜市会会議録 昭和43年第1回定例会』 横浜市会事務局 1968
・『横浜国際港都建設総合計画 1965-1975』 横浜市計画局総務部総合企画課 1966.4
・『横浜市高速鉄道起工記念』 横浜市交通局 1968.10
・『横浜市高速鉄道1・3号線3000』 横浜市交通局 1992
・『横浜市高速鉄道3号線 新横浜-あざみ野』 横浜市交通局高速鉄道建設部 1986
・『地下鉄横浜上永谷開通記念』 横浜市交通局 1976.9
・『横浜市営地下鉄 新横浜あざみ野開通記念』 横浜市交通局 1993
・『徹底解剖!!横浜市営地下鉄 第3巻 サイン・駅編上』 青線/著 横浜交通研究所
2018.8
・『毎日乗っている地下鉄の謎』 梅原淳/著 平凡社 2010.10
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 鉄道運輸 (686 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000275794