レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/4/1
- 登録日時
- 2019/12/22 00:30
- 更新日時
- 2019/12/23 10:43
- 管理番号
- 葛中-2019049
- 質問
-
解決
水戸街道と旧水戸街道について百科事典などで調べたが、もっと詳しいことが知りたい。また、道中の古い地図があれば見たい。
- 回答
-
『かつしかの道-水戸佐倉道-』によれば、水戸街道は江戸時代の正式名称で「水戸佐倉道」と呼ばれ、日光道中千住宿で分岐し、現在の葛飾区新宿(にいじゅく)で水戸道と佐倉道に分かれていました。水戸道は、金町・松戸関所を通って江戸川を渡り松戸宿に達し、さらに我孫子・藤代・土浦宿を経て水戸までの道を指します。
一方、佐倉道は小岩・市川の関所を通って江戸川を渡り、八幡宿から、船橋・臼井宿を経て佐倉に至る道でした。旧水戸街道については『角川地名大事典13』に「水戸裏街道」として記述があります。別称四ツ木道とも呼ばれ、浅草花川戸町で日光街道から分かれ寺島・渋江・四ツ木・亀有に至り、ここで水戸街道に合流したとあります。古い地図については、『水戸佐倉道分間延絵図』などがあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 陸運.道路運輸 (685 9版)
- 参考資料
-
-
1 『かつしかの道-水戸佐倉道-(葛飾区文化財専門調査報告書 1)』 かつしかの道調査団/編 東京都葛飾区教育委員会 1990,p.3-5
2 『角川日本地名大辞典 13 東京都』 「角川日本地名大辞典」編纂委員会編 角川書店 1978,p.676
3 『水戸佐倉道分間延絵図-五街道分間延絵図全百三巻之内-第1巻 新宿 八幡-絵図篇-』 児玉幸多監修 東京美術 1990
4 『日本街道総覧』 宇野脩平編集 新人物往来社 1976
5 『日本の街道 2 江戸への道-東海道.日光道.甲州路.水戸・佐倉道.大山道-』 集英社 1981,p.143-148
-
1 『かつしかの道-水戸佐倉道-(葛飾区文化財専門調査報告書 1)』 かつしかの道調査団/編 東京都葛飾区教育委員会 1990,p.3-5
- キーワード
-
- 葛飾区,交通-日本,水戸街道
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000271128