レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/01/24
- 登録日時
- 2021/03/31 00:30
- 更新日時
- 2021/03/31 00:30
- 管理番号
- 参調 20-0032
- 質問
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解決
文章上の表現で「結論した」と記述した場合、日本語の用法として正しいかを知りたい。
- 回答
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質問内容について当館所蔵の国語辞典類を調査。それぞれの「結論」の項を確認したところ、
次のとおり掲載があった。また、インターネット上の辞書Weblio国語辞典で「結論した」を検索すると、
『サ行変格活用の動詞「結論する」の連用形である「結論し」に、過去・完了・存続・確認の助動詞「た」が付いた形』との記述が確認できる。
① 日本国語大辞典第二版 p1402
【結論】(名)―する。最終的に意見をまとめること。論じつめた結果、最後に決定した判断。
*神の子(1902)〈国木田独歩〉上「比較することの出来ないのに如何にして結論(けつろん)することができよう」
② 広辞苑第七版 p925
【結論】①議論の結末。考えたり議論したりした末に下される判断や意見。「―を出す。」「以下のように―する」
②〔論〕推論において、一つまたは複数の命題を前提として、そこから論理的に導き出された命題。断案。帰結。
- 回答プロセス
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回答に記載
(参考資料)
1 研究社日本語コロケーション辞典 姫野/昌子?監修 柏崎/雅世?編集委員 研究社 2012.12 813.4/KE ;
2 知っておきたい日本語コロケーション辞典 金田一/秀穂?監修 学研辞典編集部?編集 学研 2006.7 816/SH ;
3 大辞林 松村/明?編 三省堂編修所?編 三省堂 2006.10 813.1/D ;
(インターネット)
Weblio国語辞典 https://www.weblio.jp/(2020/01/25確認)
- 事前調査事項
- NDC
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- 辞典 (813 7版)
- 参考資料
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- 1 日本国語大辞典 第4巻 きかく-けんう 小学館国語辞典編集部?編集 小学館 2001.4 813.1/NI/4 p1402
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2 広辞苑 新村/出?編 岩波書店 2018.1 813.1/KO
- キーワード
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- 文章表現
- コロケーション
- 連語
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000295982