レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006/05/18
- 登録日時
- 2011/03/31 02:01
- 更新日時
- 2011/03/31 02:01
- 管理番号
- DR20051000390
- 質問
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解決
大阪造幣局の“通り抜けの桜”は、なぜ通り抜けと呼ばれるのか。その歴史を知りたい。
- 回答
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『通り抜けの八重桜(カラーアルバム)』造幣局泉友会のはしがき“桜の「通り抜け」”にその由来と、歴史が書かれている。大阪造幣局の所在地(大阪、旧淀川畔)は昔から景勝の地として名高く、中でも春の桜は殊に有名であった。造幣局の桜は明治のはじめに藤堂藩の蔵屋敷から移植されたものが発祥で、品種が多く珍しい里桜が集められ、職員の憩いの場であった。明治16年、ときの遠藤造幣局長が局員だけの観桜ではもったいないので、大阪市民にも開放できないか、との発案から満開時の数日間、構内の桜並木を開放した。花見客の混雑緩和のため一方通行としたので、いつしか通り抜けと呼ばれるようになった、とある。
- 回答プロセス
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タイトル検索でキーワード「通り抜け」「桜」で検索。『通り抜けの八重桜』、『通り抜け』の2冊の本の所蔵を確認。現物を当たる。
- 事前調査事項
- NDC
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- 花卉園芸[草花] (627 9版)
- 参考資料
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- 通り抜けの八重桜 造弊局泉友会 1993
- キーワード
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- 通り抜け
- 桜
- 大阪造幣局
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000083582