レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/06/14
- 登録日時
- 2012/11/21 15:06
- 更新日時
- 2012/12/24 09:49
- 管理番号
- 埼浦-2012-061
- 質問
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解決
会津藩家訓15カ条を知りたい。
- 回答
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以下の資料を紹介した。
『保科正之言行録』(中村彰彦 中央公論社 1997)
『保科正之公』(春日太郎 鳥影社 1985)
『保科正之の時代』(福島県立博物館編 福島県立博物館 2011)
『保科正之のすべて』(宮崎十三八編 新人物往来社 1992)
- 回答プロセス
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事典類で確認する。
『国史大辞典 1』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1979)
〈会津藩〉の項目には、家訓についての記載なし。〈保科正之〉の項目に関連情報あり。
『藩史大事典 1 北海道・東北編』(木村礎 雄山閣出版 1988)
〈会津藩〉の章内、p319に「寛文八年(一六六八)定められた「家訓」十五ケ条は、会津藩政の基本的な方向を示すものであり、幕末まで、藩主・家臣の精神的支柱となった。」とあり。
《Google》を〈会津 & 家訓〉で検索する。
会津若松市観光公社のサイト内に「家訓15か条・全文」のページあり。
(http://www.tsurugajo.com/history/kakin.htm 一般財団法人会津若松市観光公社 2012/11/22最終確認)
〈会津 & 家訓十五箇条〉で検索する。
Yahoo!知恵袋に「会津家訓十五箇条の全文と現代語訳文をご存知の方教えていただけませんか?」の質問あり。
回答で寄せられた下記資料を手配する。
『保科正之言行録』(中村彰彦 中央公論社 1997)
p195-197に『会津若松史』をもとにした家訓の書き下し文あり。
『会津藩家世実紀綱文』(家世実紀刊本編纂委員会編 歴史春秋出版 1990)
年表のような資料のため、家訓全文はなし。「会津藩家世実紀 2巻」(吉川弘文館 1976)p373に掲載されているようだが、未所蔵。
自館検索で書名〈保科正之〉で調査する。
『保科正之公』(春日太郎 鳥影社 1985)
p187-189に「家訓十五カ條」の書き下し文あり。
『保科正之の時代』(福島県立博物館編 福島県立博物館 2011)
p110-No104に「御家訓 武井柯亭筆」の図版あり。漢文のみで、書き下し等はなし。
『保科正之のすべて』(宮崎十三八編 新人物往来社 1992)
p94-96に家訓十五ヶ条の現代文あり。原文は、p97に図版であり。
国立国会図書館デジタル化資料を〈会津 & 家訓〉で検索する。
(http://dl.ndl.go.jp/ 国立国会図書館 2012/11/22最終確認)
下記のデジタル資料が公開されている。
漢文の写しがあるものが1点あり。
「武士道之精華白虎隊」(杉原夷山 千代田書房 大正1)
(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/946199/19 国立国会図書館 2012/11/22最終確認)
書き下し文があるものが2点あり。
「家憲家訓全書 良家典範」(河村北溟 大学館 明38)
(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/754971/75 国立国会図書館 2012/11/22最終確認)
「白虎魂の錬成鶴城の教育実践」(目黒栄 三成社 昭和18)
(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1461395/27 国立国会図書館 2012/11/22最終確認)
- 事前調査事項
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『国史大辞典 1』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1979)
- NDC
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- 東北地方 (212 9版)
- 参考資料
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『保科正之言行録』(中村彰彦著 中央公論社 1997)
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『保科正之公』(春日太郎著 鳥影社 1985)
- 『保科正之の時代』(福島県立博物館編 福島県立博物館 2011)
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『保科正之のすべて』(宮崎十三八編 新人物往来社 1992)
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『保科正之言行録』(中村彰彦著 中央公論社 1997)
- キーワード
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- 保科 正之(ホシナ マサユキ)
- 会津藩
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000114375