レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/12/25
- 登録日時
- 2011/01/14 02:00
- 更新日時
- 2021/02/25 14:08
- 管理番号
- 児童-2010-02
- 質問
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スウェーデンで出版された児童書で、日本語に訳された本を一覧したい。
- 回答
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1冊で網羅的に一覧になっている資料ではないが、以下の資料を紹介。
スウェーデンの児童書について掲載されている資料として資料1~6、個人作家の作品が掲載されている資料としては、資料7、8がある。
資料1:19世紀から現代までの児童書の展開を紹介。絵本、小説、ノンフィクション、青少年文学とその作者が取り上げられている。
資料2:北欧における子どもの本の歴史をたどりながら、各国を代表する作家・画家とその作品を紹介。年代やテーマで北欧諸国の本が取り上げられている。
資料3:p.270~274に、「スウェーデンの児童文学」の項目があり、20世紀初頭からの邦訳の状況が解説されている。
資料4:2007年にスウェーデン大使館で開催された児童文学フェアの小冊子。リンドグレーン等4名の作家、イラストレーターが紹介されている。
資料5:主として近代以降に海外で刊行された創作児童文学を対象に、日本における児童文学の時代変遷に従って翻訳作品を紹介。各作品に原典の国名が記されているので、読み進めながらスウェーデンの作品を拾うことは可能。
資料6:雑誌『日本児童文学』第47巻6号
p.30~32「スウェーデン児童文学の翻訳をめぐるあれこれ」菱木晃子
主に、著者が翻訳したウルフ・スタルク等の作品についての記述。
資料7:巻末にリンドグレーンの作品一覧(邦題も記載)あり。
資料8:p.68~77「エルサ・ベスコフ スウェーデンに花開く子どもの本の世界」菱木晃子
邦訳作品の紹介あり。
また、[児童書総合目録]の詳細検索で、検索対象<和図書>、刊行年<指定なし>、出版国<日本>、原文の言語コードをスウェーデン<swe>で検索すると、290件ヒットする。原文がスウェーデン語で日本で出版された児童書がわかるので、参考になる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- その他のゲルマン文学 (949 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】 スウェーデンの児童文学 / マリアン・フォン・バウムガルテン=リンドベリィ∥共著 / [スウェーデン文化交流協会] , c2007 <K/949.8/5004/2007>
- 【資料2】 北欧からのおくりもの : 子どもの本のあゆみ 国立国会図書館国際子ども図書館展示会 / 国立国会図書館国際子ども図書館∥編 / 国立国会図書館国際子ども図書館 , 2006.7 <K/949.4/5001/2006>
- 【資料3】 図説児童文学翻訳大事典 第4巻 翻訳児童文学研究 / 児童文学翻訳大事典編集委員会∥編 / 大空社 , 2007.6 <RK/909.0/5076/4>
- 【資料4】 ピッピからペッカ : スウェーデン児童文学フェア2007 / [スウェーデン大使館] , [2007] <K/949.8/5005/2007>
- 【資料5】 図説子どもの本・翻訳の歩み事典 / 子どもの本・翻訳の歩み研究会∥編 / 柏書房 , 2002.4 <RK/909.0/5004/2002>
- 【資料6】 日本児童文学 47巻6号通巻536号 2001年11・12月 / 日本児童文学者協会 , 20011201
- 【資料7】 遊んで、遊んで、遊びました : リンドグレーンからの贈りもの / シャスティーン・ユンググレーン∥著 / ラトルズ , 2005.11 <K/949.8/リ2/601>
- 【資料8】 母の友 599号 2003年4月 / 福音館書店 , 20030401
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000076452