レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/03/08
- 登録日時
- 2005/05/27 02:10
- 更新日時
- 2007/09/19 11:32
- 管理番号
- 埼浦-2004-060
- 質問
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解決
いわゆる役人言葉である「誠に遺憾である」という言い方が公の場でされるようになったのはいつ頃からか。
- 回答
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『20世紀のことばの年表』p165、昭和41(1966)年のところに「まことに遺憾に存じます」の項あり。「国会での官僚や閣僚の答弁用語としてこのころから目立ち始めた言葉」とあり。『明治・大正・昭和の新語・流行語辞典』p305、昭和41(1966)年「遺憾」の項あり。『昭和流行語辞典』p208に「まことに遺憾に存じます」の項目あり。「昭和41年ごろから目立ちはじめた言葉」とある。
- 回答プロセス
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『日本国語大辞典 第2版』〈遺憾〉の項、いくつか用例はあり。
『あいまい語辞典』p282、『現代世相語辞典』p341に〈遺憾〉についての記述があるが、いつごろから使われるようになったかについては記述なし。
『現代用語の基礎知識 73、77-82、84-89、91-96、98-05』『議会用語ハンドブック』『地方議会用語辞典 最新改訂版』『日本語話題辞典』記述なし。
- 事前調査事項
- NDC
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- 語彙 (814 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 行政 (317 9版)
- 参考資料
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- 『20世紀のことばの年表』(東京堂出版 2001)
- 『明治・大正・昭和の新語・流行語辞典』(三省堂 2002)
- 『昭和流行語辞典』(三一書房 1987)
- キーワード
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- 新語
- 語彙-昭和時代
- 官僚制度
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000021897