レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20180619
- 登録日時
- 2021/04/17 00:30
- 更新日時
- 2021/04/17 00:30
- 管理番号
- 徳参20180602
- 質問
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解決
「ヤマブキ」の花には、一重のものと、七重、八重のものがあり、七重、八重のものは、おしべ、めしべが退化しているので、実がならない。
和歌に「七重八重花は咲けども山吹のみの一つだに無きぞ悲しき」というのがある。
実がならず、種が出来ないのに、どうやって増えていくのか。
- 回答
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【A】『樹木もの知り事典』
p384「ヤマブキ」の項
「重弁花のものをヤエヤマブキというが、太田道灌が和歌(七重八重-(中略)《後拾遺集》)を知らなかったという逸話にあるようにふつう実を結ばない」
【B】『見てわかる庭木・植木の育て方 植付けから殖やし方まで』
p82,83「ヤマブキ」
「園芸品種には、花が八重咲のヤエヤマブキ」とあるので、野生のものはないと考えられる。
「[殖やし方]さし木もできますが、三月の株分けがもっとも簡単です」とあり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 花卉園芸[草花] (627 8版)
- 参考資料
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- 【A】樹木もの知り事典 (653.2ヘイ384平凡社/編 平凡社 2003.4)
- 【B】見てわかる庭木・植木の育て方 植付けから殖やし方まで (627.7ハヤ82,83早川満生/著 誠文堂新光社 2007.6)
- キーワード
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- ヤマブキ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000297157