レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/07/10
- 登録日時
- 2013/12/02 00:30
- 更新日時
- 2013/12/04 09:36
- 管理番号
- 0000000110
- 質問
-
解決
『石川県史資料 近代篇8』『同10』収録の「学事報告」について
①『石川県史資料 近代篇8』p6-7に県甲種医学校の卒業生の住所・氏名等が載っている(明治17年)。県甲種医学校の前身の卒業生の氏名が知りたい。
②『石川県史資料 近代篇8』p6-7に、全ての卒業生が載っているのか、一部か知りたい。
③『石川県史資料 近代篇10』p320に県甲種医学校卒業証書授与式の記事がある(明治20年4月1日)。「卒業生ハ凡テ二十七名ニシテ」とあるが、その氏名を知りたい。
- 回答
-
①卒業生ではないが、『金沢大学医学部創立百五十周年記念誌』p55に「表1.金沢医学館、医学所、医学校に明治4年より明治15年までに在籍した生徒氏名」がある。
また、『明治金澤の蘭方医たち』p72-75に金沢医学館の一回生(明治4(1871)年入学)と二回生(明治5(1872)年入学)の氏名が載っている。
②不明。
③不明。
以下の資料が参考になるのではないかと思われる。
板垣英治「石川県甲種医学校の医学教育 医学教科書と参考書から医学教育を見る」(「日本海域研究」40号 金沢大学日本海域研究所 2009)
板垣英治「明治初期の金沢での薬学教育」(「北陸医史」32号 北陸医史学会 2010)
板垣英治「金沢大学の淵源:加賀藩医学館から甲種医学校まで,および 石川県啓明学校・石川県専門学校の歴史」(金沢大学資料館 2012)
寺畑喜朔「資料・金沢医学館卒業生(一)宮北徳について」(「北陸医史」14巻1号 北陸医史学同好会 1993)
赤祖父一知「明治初期の石川県関係内務省免許医師と医師免許制度の変遷について」(「北陸医史」14巻1号 北陸医史学同好会 1993)
金沢市立図書館近世史料館には、金沢医学館の一回生である藤本純吉氏の蔵書「藤本文庫」がある。
金沢大学附属図書館にも、資料があるのではないかと思われる。
- 回答プロセス
-
『[金沢大学医学部第一外科]百年の歩み』の図版に「4.金沢医学館第一回卒業生」の写真(キャプションに氏名)。
同じ写真が、『金沢大学医学部創立百五十周年記念誌』p32では「図6.金沢医学館開校初期の入学生」となっている。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 医学.薬学 (49 9版)
- 参考資料
-
- 1 金沢大学医学部創立百五十周年記念誌 金沢大学医学部創立百五十周年記念誌編纂委員会?編集 金沢大学十全同窓会 2012.10 K377.2/1052 p55 「表1.金沢医学館、医学所、医学校に明治4年より明治15年までに在籍した生徒氏名」
- 2 明治金澤の蘭方医たち 山嶋/哲盛?著 慧文社 2005.7 K490.9/1002 p72-75 金沢医学館の一回生(明治4(1871)年入学)と二回生(明治5(1872)年入学)
- キーワード
-
- 金沢医学館
- 石川県病院
- 石川県医学所
- 石川県金沢医学校
- 石川県甲種医学校
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000141473