レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年08月09日
- 登録日時
- 2011/11/30 14:40
- 更新日時
- 2012/02/15 16:28
- 管理番号
- 埼久-2011-062
- 質問
-
解決
四つ葉のクローバーについて、四つ葉の発生率はどれくらいか、また、1つ見つかると周りにたくさんあると聞くが、事実か知りたい。
- 回答
-
回答に結びつく記載のある資料を見つけることはできなかった。
以下関連した記述のある資料を紹介する。
『植物の科学 科学大好き実験・観察シリーズ 1』(伍井一夫著 全国農村教育協会 2001)
p27「四つ葉のクローバーは、成長点が傷つけられてできたもので、運動場や道ばたなどよくふまれる所でみつかります」との記載あり。
『辞書びきえほん科学のふしぎ』(グループ・コロンブス文・構成 ひかりのくに 2011)
p122「栄養がたくさんいきわたっていたり、葉ができるとちゅうに、人にふまれたり、ちぎれたりすると、3つでている葉から、さらに新しい葉がで4つ葉になることがあるのです。同じ根っこのものや近くをさがすと、つづけてみつけやすい」との記載あり。
雑誌・新聞記事
「四つ葉のクローバ」(『現代農業 86(2)(通号724)』p218-224 農山漁村文化協会 2007)
四つ葉の出やすい品種「クロバツメクサ」の商品化(一関市・佐藤修司氏)に関する取材記事。
「四つ葉のクローバー」(『読売新聞 2005年4月8日 朝刊23面』)
生産者(一関市・佐藤修司氏)へ取材し、クロバクメクサについて、「鉢植えの1割程度が四つ葉で、日差しが強くなるこれからの季節は、もっと増えるという」という記載あり。
「『幸せ』出荷最盛期」(『読売新聞 2006年2月21日 朝刊39面』)
上記記事の生産者への取材で、クロバツメクサは四つ葉が出やすいのが特徴で、「四つ葉が鉢植えの1~2割を占める」との記載あり。
「ののちゃんのふしぎ玉手箱」(『朝日新聞 2005年3月5日 夕刊6面』)
発生理由について「人に踏まれたり、虫が触ったりして傷がつく」、突然変異の記載あり。
四つ葉が固まって見つかることについて、「人間の目は見慣れたものを早く見つける力がある。一つ見つけて目が慣れると、ほかの四つ葉も見つけやすくなる。それで固まって見つかるのかもしれない」との記載あり。
インターネット情報
《日本植物生理学会-みんなのひろば》
質問コーナー「四葉のクローバーと突然変異について」(登録番号0624)
(http://www.jspp.org/17hiroba/question/index.html 2011/08/09最終確認)
(語句検索から「四葉」で検索する)
発生理由について突然変異をあげ、「突然変異でできた四つ葉のクローバーの株があった場合、そこから自家受粉で取った種ならば、普通の種よりは四つ葉のクローバーが現れる確率は高いと思います」との記載あり。
その他参考となる登録番号:1225、1808、2089、2100
《四つ葉のクローバー研究用リソース》
(http://clover.sonnabakana.com/ 2011/08/09確認)
- 回答プロセス
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2007年7月作成《レファ協DB》埼玉県立図書館事例を参考に、自館所蔵資料等を調査する。
「四つ葉のクローバーができるしくみ(原因、確率など)が知りたい。 」
(https://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000039904 国立国会図書館 2011/08/09最終確認)
- 事前調査事項
- NDC
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- 植物学 (470 9版)
- 蔬菜園芸 (626 9版)
- 参考資料
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- 『植物の科学 科学大好き実験・観察シリーズ 1』(伍井一夫著 全国農村教育協会 2001)
- 『辞書びきえほん科学のふしぎ』(グループ・コロンブス文・構成 ひかりのくに 2011)
- 「四つ葉のクローバ」(『現代農業 86(2)(通号724)』p218-224 農山漁村文化協会 2007)
- 「四つ葉のクローバー」(『読売新聞 2005年4月8日 朝刊23面』)
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「『幸せ』出荷最盛期」(『読売新聞 2006年2月21日 朝刊39面』)
- 「ののちゃんのふしぎ玉手箱」(『朝日新聞 2005年3月5日 夕刊6面』)
- キーワード
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- クローバ
- 植物学
- 変異
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000097311